ライブ遠征に必要な持ち物が知りたい!あると便利なものとは

ライブやフェスなどのイベントに遠征する予定を立てたら、当日までずっと楽しみにして過ごすでしょう。万全に準備をしてから遠征に臨みたいという人も多いです。 そこで、遠征当日に持って行くべきものを確認しておきましょう。忘れ物があると、せっかくの遠征も十分に楽しめません。ここでは遠征に行くときの持ち物についてご紹介するので、持っていくものを準備しながら、こちらの記事を参考にチェックしてみてください。


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ライブ・イベント遠征に必要なもの

屋内で開催されるライブやイベントの遠征の持ち物について、必需品とあると便利なものに分けて見ていきましょう。

必需品

まず、身分証明書が必要です。ライブではチケットの転売などを防止するため、入場時にチケットとあわせて身分証明書も確認されることがあります。運転免許証や社員証、学生証など、写真付きのものを持参しましょう。途中で何かあったときに身分を証明しなければならない場面に遭遇することもあるため、非常に重要です。

保険証も持参しましょう。もし、途中でケガをしてしまったり、体調が悪くなってしまったりしたときなどに必要です。

スマートフォンの充電が切れてしまったときに備えて、モバイルバッテリーも持って行きましょう。遠征中は何かとスマートフォンを使用します。充電切れになると何もできず困り果ててしまうかもしれませんが、モバイルバッテリーがあれば安心です。

小さめのボディバッグも用意しておきましょう。イベントでは、大きな荷物をクロークなどに預けて参加することが多いです。貴重品などの最低限の荷物だけは身につけて移動するため、小さめのボディバッグが必要になります。

現金やカード類なども忘れてはいけません。家を出る前に財布をきちんと持っているかどうかと、中身も確認しておきましょう。イベントで混雑が予想されるときには、ICカードやクレジットカードがあると会計の時間を短縮できて便利です。

着替えも1セット持って行きましょう。汗をかいたり汚れたりしたときには、着替えれば安心です。着替えがないと帰宅するまで汚れた衣服を着て過ごすことになります。

■チェックリスト

必需品 用途
身分証明書 会場への入場時
健康保険証 ケガや体調不良に備えて
モバイルバッテリー スマートフォンの充電切れに備えて
小さめのボディバッグ 貴重品の持ち歩きのために
現金やカード類(ICカード、クレジットカード) 遠征時全般
着替え 汗をかいたり汚れたりしたときに備えて

あると便利なもの

ライブやイベントではしゃぐと体調を崩してしまう人もいます。長距離の移動をすることで乗り物酔いをしてしまう可能性もあるでしょう。そのため、頭痛薬や胃薬、酔止めなどを持って行くと便利です。

折りたたみ傘もあった方が良いでしょう。移動中に突然雨が降ってきたときなどに役立ちます。日差しが強いときには日傘としても使えるでしょう。

入場の待ち時間などがある場合には、ゲーム類や本などがあると、暇つぶしに使えて便利です。
ライブやイベントなどでは、手が汚れてもすぐに洗えないこともあるため、ウェットティッシュもあった方が良いでしょう。

■チェックリスト

あると便利なもの 用途
薬(頭痛薬、胃薬、酔い止めなど) 体調不良に備えて
折りたたみ傘 急な天候の変化に備えて
ゲーム類・本など 入場までの待ち時間を過ごすため
ウェットティッシュ 手が汚れてもすぐに洗えないときに備えて

野外イベントに必要なもの

野外で開催されるイベントの遠征では、屋内のイベントで必要なものに加えて、次のようなものも準備して行きましょう。

必需品

野外のライブやイベントなどでは雨に備えておく必要があります。ただ、会場内で傘を差すと周りの人にぶつかるなどして危険を伴う可能性があります。傘を差せるくらいのスペースがないかもしれません。

そのため、レインコートを持参して行きましょう。レインコートなら周りの人にぶつかる心配がなく雨を凌ぐことができます。

逆に天気が良い日なら、日差しを長時間にわたって浴びることになるため、日焼け止めが必要です。何度でも塗り直せるように大きめのものを持って行くと良いでしょう。スプレータイプのものなら頭皮にも塗ることができます。

夏場の暑い日だと日差しが非常に強いため帽子をかぶって行った方が良いでしょう。熱中症予防としても必須のアイテムです。

■チェックリスト

必需品 用途
レインコート 雨に備えて(傘は危険)
日焼け止め 日焼けを防ぐため(スプレータイプが便利)
帽子 熱中症対策のため

あると便利なもの

雨で衣服などが濡れたときに備えてジップロック袋を持って行くと便利です。タオルなども入れることができます。また、小さめのジップロック袋なら、スマートフォンや充電器など水に濡れると困るものを入れておくのに使えるでしょう。

水に濡れても構わないサンダルも持参して行くと、途中で履き替えることができて便利です。履いてきた靴が雨で濡れてしまったときなどに重宝するでしょう。

雨天時には衣服が濡れるだけでなく、荷物も濡れてしまいます。そのため。防水バッグに荷物を入れるのが良いかもしれません。荷物のことを気にせずにライブやイベントに集中できます。

ビニール袋も何枚か持参して行きましょう。ビニール袋はさまざまな用途に使えて何かと便利です。小さく畳んでおけばかさばって邪魔になることもありません。

たとえば、ゴミを入れておくのに使用したり、待ち時間などに地面に敷いて座ったりするのに使えます。グッズなどをいくつか購入して、まとめておきたいときにも大きなビニール袋が役立つでしょう。大きなビニール袋なら雨が酷いときに荷物にかぶせるなどの使い方もできます。

■チェックリスト

あると便利なもの 用途
ジップロック 濡れた衣類や小物類を入れるため
サンダル 雨天時の履き替えように
防水バッグ 雨天時に荷物が濡れるのを防ぐため
ビニール袋 ゴミ袋、地面に敷くシートなどに使用するため

ライブ会場に持ち込んだ荷物の対処

ライブ会場では、座席に大きな荷物を置くことはできません。特に、ホールではなくスタンディング形式のライブでは、床に荷物を置けないため、注意が必要です。

ライブ会場では、荷物をどうすれば良いのか、方法をいくつか見てみましょう。

会場内のロッカーの利用かクロークに預ける

大きなライブ会場には、ロッカーやクロークが準備されています。ライブの規模によっては、既存のロッカーだけでは荷物を収納しきれないため、臨時のクロークが設けられます。

クロークは、来場者全員分のスペースが準備されていることが多いです。その場合は、預けられないという事態は避けることができるでしょう。

荷物は開演前に、ロッカーもしくはクロークのどちらかへ預けます。クロークへの預け方や料金は、会場ごとで異なるため、指示に従いましょう。

終演後は、会場を出る際に忘れ物がないように、しっかりと確認することが大切です。

車や宿泊施設に置いておく

ライブ会場まで車で向かった場合は、ライブ中に使わない荷物は車に置いておくのもひとつです。また、宿泊をともなう遠征であれば、宿泊施設に荷物を置いておきましょう。

余分な荷物を持ち歩くことで、紛失のリスクが高まるうえ、動きが取りにくく周囲の人たちにも迷惑がかかってしまいます。ライブ会場に入る前に、荷物を減らしておくことが大切です。

小さめのボディバッグなどに入れる

小さな荷物であっても、スタンディングスペースに持ち込めない場合もあります。ただ、チケットや貴重品、スマートフォンなどは、持ち込まないといけないため、工夫が必要です。

おすすめの方法は、小さめのボディバッグに必要最小限の荷物を入れて会場入りすることです。とにかくコンパクトにまとめて持ち歩くようにしましょう。

イベント遠征の注意点

ライブやイベントで遠征する際にはどうしても荷物が多くなってしまいますが、次のような点に注意しましょう。

荷物はコンパクトに

前章までで紹介した必需品とあると便利なものをすべて持って行こうとすると、かなりの量になってしまうかもしれません。

そのため、あると便利なものは、なるべく吟味して本当に必要なものだけを持参するのが望ましいです。あれこれとたくさん揃えても、結局使わないこともあります。

いろいろと持って行かないと不安な場合には、必需品だけ家から持参して行き、あると便利なものは現地で調達するのもひとつの方法です。

女性の場合には、化粧品類が多すぎてかさばることもあるでしょう。多く持っていった方が確かに安心ですが、最小限のものだけに選別した方がすっきりします。

また、普段使用している化粧品類をそのまま持って行くのではなく、トラベル用のものを活用するのもおすすめです。そうすれば、小さくまとめられるでしょう。

交通手段に注意

荷物をできるだけ絞ってコンパクトにまとめても、ライブやイベントなどで遠征する際には、どうしても荷物が多くなってしまいます。大きめの旅行かばんやキャリーバッグなどに荷物を入れて行く人も多いでしょう。

一方で、新幹線や電車などで現地に向かう場合には、荷物が多いと非常に大変です。乗車中はそれほど気にならないかもしれませんが、乗り換えなどをするときには、荷物を運ばなければなりません。

大きな荷物を持って車両から乗り降りしたり、駅構内で移動したりするのは意外と疲れます。電車が混雑している場合には、スペースを多く専有することで、周りの目が気になることもあるでしょう。

そこで、大きな荷物があっても、気にせずに利用しやすい交通手段を用いるのがおすすめです。高速夜行バスなら、新幹線や電車と違って乗り換えがありません。地元のバス停で乗車し、会場近くのバス停で降りることができます。

また、高速夜行バスなら、大きな荷物専用のトランクが付いています。乗車前にトランクに入れて、そのまま現地まで運んでもらえるので楽です。財布やスマートフォンなど最低限のものだけ身につけて乗車できます。

高速夜行バスを利用する際には、事前に予約しておきましょう。バスブックマークなら、乗車日と出発地、到着地を選択するだけで、簡単に高速夜行バスの便を探せて予約もできます。

条件を指定して検索することもできるため、快適さを重視する人にとっても安さを重視する人にとっても探しやすいです。ライブやイベントの遠征で高速夜行バスに乗るなら、ぜひバスブックマークを利用してみてください。

会場に持ち込めないものを確認

ライブ会場が屋内か野外か、また、ライブごとの取り決めなどによって、会場に持ち込めないものが決まっています。そのため、決まりを確認のうえ持ち物を準備しなくてはいけません。

どのライブにも共通しているのは、火気などの危険物やアルコールは持ち込み禁止だという点です。また、ライブを録画、録音する行為は違法となるため、カメラや録音機器なども持ち込みできません。ライブを妨げる鳴り物も禁止です。

屋内ライブでは、ペットボトルの持ち込みを禁止している場合があります。ワンドリンク制のライブハウスであれば、チケットとドリンクを引き換えたうえでライブを楽しみましょう。また、アーティストによってはうちわのサイズや装飾方法が指定されていたり、公式グッズ以外のペンライト以外を使用禁止にしていたりと、さまざまな規定があります。

野外ライブでは、組み立て式のアウトドアチェアを禁止しているケースが見られます。持ち運ぶ際に、ほかの観客とぶつかる可能性があるためです。同じ理由で、傘、タープ、パラソル、サンシェードなども使用禁止です。

屋内、野外ライブともに、入場時に手荷物検査が実施されます。持っているカバンを大きく開けて、立っている係員に見せます。このとき、カメラなどの録音機器がないかなどを聞かれます。特に問題がなければ、検査は終了です。

まとめ

ライブやイベントで遠征する際には、現金やカード類、身分証明書、スマートフォン、小さめのボディバッグ、着替えなどを忘れずに持参して行きましょう。野外の場合には、雨や日差しを避けるための道具も必要になります。
あまり荷物が多いとかさばるため、必要最小限に絞ることも大切です。出発の際には持ち物を今一度確認し、忘れ物がないようにしましょう。