旅行の行き先はどう決める?決め方をステップごとに詳しく解説!

どこか旅行に行きたいものの、どこに行こうか悩むことは多いでしょう。せっかくお金と時間を使う以上、充実した旅行にしたいものです。今回は旅行先を決められなくて悩んでいる方のために、旅行の行き先の決め方や計画の立て方について紹介します。


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旅行の行き先を決める流れ

旅行の行き先を決める際におすすめしたいのが、旅行の計画に欠かせない項目を大まかに決めることです。項目は大きく5つに分かれており、「旅行の目的」「場所」「メンバー」「予算」「日程」を順序立てて決めていくのがポイントです。

以下では旅行の行き先を決めるための流れを説明します。

ステップ1:旅の目的を決める

旅の目的やテーマを設定すると、行き先を絞り込みやすくなります。目的やテーマの例としては次のケースがあります。

【風景】
・星を眺めたい
・日本の渚百選を見に行きたい
・ドラマや映画のロケ地を巡りたい
・歴史的建造物を見て回りたい
・100年に一度の皆既日食を見てみたい
・桜の名所に行ってみたい
など

【食】
・海鮮が食べたい
・地元の居酒屋に行きたい
・ホテルの美味しい朝食が食べたい
・本場のお好み焼きやたこ焼きが食べたい
・○○でしか味わえない旬なお寿司を食べたい
など

【体験】
・民芸品作りがしたい
・トレッキングがしたい
・温泉巡りがしたい
・ご当地列車に乗りたい
・動物と触れ合いたい
・パワースポットを巡りたい
・願掛けがしたい
など

もちろん、目的はひとつでなくてもかまいません。やりたいことが複数あるときは、優先順位を決めると次のステップが考えやすくなります。

ステップ2:場所を決める

目的が決まれば今度は場所を決めていきます。やりたいことや食べたいものなど、旅行先で楽しみたいことから決めても良いですし、夏であれば自然を満喫しながら過ごせるキャンプ場や、冬であればスキーも温泉も楽しめるリゾート地といったように、実際に訪れるシーズンに注目して場所を決めるのもおすすめです。

また、実際の写真や旅行レビューが掲載された旅行メディアやガイドブック、パンフレットなどを参考にするのも良いでしょう。

あるいは自宅から片道3時間以内、口コミで評価の高かった場所、天候を気にせずに遊べる場所など、条件を挙げて候補地を絞るのも方法のひとつです。

ステップ2:誰と行くか決める

旅行を計画する際には、誰と行くのかも考える必要があります。旅に慣れている人と行くのか、あるいは一人でフラッと行くのか、それだけでも旅行の計画が大きく変わるからです。

買い物を楽しみたいなら女子旅、のんびり過ごしたいなら一人またはパートナーと二人でなど、旅の目的によって決めると良いでしょう。

もし誰かと旅行をする場合には、その相手と長時間一緒に行動することになるため、お互いが楽しめる環境づくりが大切です。

ステップ3:予算を決める

予算を決める際のポイントは、旅先での優先順位をあらかじめ決めておくことです。たとえば、食の優先順位が高い旅行であれば、食費の節約やプランのグレードを下げずに、交通費や宿泊費を節約することで旅の充実度を高めることができます。

旅行の主な交通手段としては飛行機、新幹線、バス、レンタカー、自転車といった移動手段が挙げられますが、飛行機を利用するには空港に行く必要があるように、交通機関によっては自宅からの移動費がかかるものもあります。

また、宿泊施設には、ホテル、旅館、ネットカフェ、テントといった選択肢がありますが、ホテルを例に挙げても、リゾートホテル、シティホテル、ビジネスホテル、カプセルホテルといったようにグレードも料金もさまざまです。そのため、やはりここでも優先順位を決めて選ぶことが重要です。

先述した費用以外にも、施設への入場料、アクティビティ代、現地での交通費、お土産物代といった費用がかかります。それらの合計から予算を決めましょう。

グループで行く場合にはメンバー全員がいくらまで出せるのかも把握しておきましょう。予算に差がある場合には、可能な限り低額のメンバーに合わせられるよう、グループ内で話し合うことをおすすめします。

ステップ4:日程を決める

予算まで決めたら日程を決めていきます。日程を決めるポイントは、予算に見合った日数にすることです。日帰り旅行にするのか、泊りがけの旅行にするのか、あるいは予算に余裕があるのであれば長期滞在をするのかなど、日程を決めていきます。

また、予算が少ないのであれば、春休み、GW、夏休み、年末年始といった繁忙期を避け、平日の日程で組むことで旅行費用を抑えることができます。

グループ旅行の場合は、メンバー全員の予定や予算が合う日程を設定します。できる限り日程を調整してメンバー全員が無理のないスケジュールを組めるように工夫すると良いでしょう。

行き先が決まったら具体的な計画を立てよう!

日程まで決まったら、今度は具体的に旅行の計画を立てていきます。旅行の計画を立てる際の注意点は予定を詰め込みすぎないことです。

あれもこれも見て回りたいと分刻みでスケジュールを組んでしまうと、時間に追われて疲れてしまうばかりか、悪天候や渋滞といったイレギュラーが起こった場合に予定に狂いが生じるおそれも出てきます。

見たい場所を回り切れなかった、時間が足りずずっとバタバタしていたといったことにならないように、余裕を持った計画を立てるようにしましょう。

余裕をもった計画を立てるには、以下の2つのことを試してみることをおすすめします。

やりたいことのリストを作る

目的地でやってみたいことや行ってみたいお店を具体的に挙げたリストを作っておくと、効率的に移動スケジュールを組むことができます。

リストにはそれぞれ優先順位をつけ、行きたいお店や施設は営業時間も書いておくと予定が立てやすくなります。

観光スケジュールを作る

行く場所ややることが決まったら、大まかなタイムスケジュールを作りましょう。その際、前述したように、余裕をもった無理のない予定を組むのがポイントです。

エクセルなどを使って、縦列には日付欄、横列にはタイムスケジュール、滞在地、宿泊先などを記入していきます。

交通費や宿泊費、食費などの予算も記入すると良いですし、お土産リストもあると便利です。

旅行の計画を立てるときのポイント

旅の目的や場所、予算を決めるのも大事ですが、コスパの良い旅行ならさらに満足度もアップするでしょう。ここではそんな旅行計画の立て方について紹介します。

早めに予約する

交通機関や宿泊施設は、早めに予約しなければ満席や満室で取れない場合があります。繁忙期はもとより、紅葉シーズンや地域のイベント、あるいは大きなコンサートが行われる場合には、閑散期でも交通機関やホテルの予約が取れないこともあります。

旅行を計画するのであれば、できるだけ早めに検討することをおすすめします。

予算内で費用を調整する

コスパの良い旅行を計画するコツは、旅行費用の多くを占める交通手段と宿泊施設の予算を調整することです。

同じ場所に行くのであれば、1円でも安いほうが嬉しいものです。早割などを使った早期予約や、閑散期を狙った旅行の日程を組むなどして予算を抑えましょう。

また、交通手段を選ぶ際は、時間と予算の両方を基準に決めることがポイントです。夜行バスや高速バスは、飛行機や新幹線よりも時間はかかりますが、移動費を安く抑えられるうえに宿泊代がかからない、もっともコスパの良い移動手段といえます。

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まとめ

旅行へ行きたいと思ったら、旅の目的や行き先を決め、早めに計画を立てましょう。どこへ誰と、予算がいくらで旅行をするのか決め、予算を抑える必要があれば、交通機関や宿泊施設選びを工夫して費用を調整できないか検討してみてください。

旅行の行き先や予算、日程が決まれば、交通手段や宿泊施設は早めに予約を取りましょう。ギリギリで動いてしまうと、満室・満席のために予約が取れなかったり、予算よりもお金がかかってしまったりなど、最初から計画を考え直す手間が発生します。

早めに予約を行って、コスパの良い旅行を楽しんでください。