夜行バスでのヘアセットは大変!おすすめの髪のまとめ方を解説

夜行バスに乗ると、ヘアセットが乱れて困ってしまう方は多いです。せっかくのヘアセットがボサボサになってしまっては、楽しく旅行を始められませんよね。 この記事では、夜行バスを使ったときにヘアセットが乱れる原因や対処法、ヘアセットを崩さないポイントをご紹介していきます。


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夜行バスでのヘアセットの問題点

夜行バスに乗ったときに、ヘアヘットが乱れてしまう原因を解説します。

夜行バスは、夕方から夜間に出発し明け方に目的地に到着するため、車内で1泊過ごすことになります。朝起きたら目的地なのは便利なものの、ヘアセットが乱れてしまったら、せっかくの旅行が台無しになってしまいます。

夜行バスを利用の際は、髪の毛をセットしにくい身だしなみを整えにくい特徴があることを理解して、前向きに対処していきましょう。

夜行バスでは寝癖に注意!

夜行バスで一晩過ごした後に、ヘアセットが乱れてしまったと嘆く方は多いでしょう。夜行バスにありがちなヘアセットの乱れの原因は、ずばり寝癖です。

「朝、目が覚めたら髪の毛がボサボサで、前日のセットが台無しになってしまった」や「髪の毛の乱れを直せなくて、降車の際に恥ずかしい思いをした」という不満の声は良く耳にします。

夜行バスに乗ったときは、長時間座席のシートにもたれて過ごします。夜行バスの座席では眠る際、座席の背もたれに体重がかかるため、後頭部の髪の毛は、頭部や背中がシートに押しつけられてガンコな寝癖がついてしまいます。

また首を安定させるために使うネックピローも、髪の毛に寝癖をつける原因のひとつです。

夜行バスでは完全に体制を横にできるわけではないため、寝心地が良いとはいえません。走行中のバスの振動や揺れで体が動いてしまったり、寝返りしたりすると姿勢が変わります。

姿勢が変化することで、座席のシートや背もたれに顔を押しつけてしまうことで、ヘアセットは乱れてしまいます。特に女性の方は、前髪がぺたんこになるのも気になりますよね。

おしゃれをしたい女性、ビジネス目的・出張でのバス利用で身だしなみを気にする男性には夜行バスに乗ったときのヘアセットの乱れは大問題です。

ヘアセットできる場所が少ないのも問題

夜行バスに乗ると、気軽に髪の毛の乱れを整えたり、セットしたりすることができないのも困りものです。

夜行バスでは、ヘアセットを直す場所が用意されていません。バス車内にトイレはありますが、トイレ内部のスペースは狭いです。

またバスのトイレは他の乗客と共同で利用するため、ヘアセットやスキンケア、メイクをするためにトイレを利用し長時間滞在することは他の乗客の迷惑行為になります。

もちろん座席では他の乗客の視線が気になるため、乱れた髪の毛を直すのは抵抗がありますよね。香りや粉末が出るヘアスプレーも他の乗客の迷惑になる可能性があり、ヘアセットを整えることができないまま過ごすことを余儀なくされます。

バス車外では、トイレ休憩でバスが停車した際に、サービスエリアのレストルームを使えば、髪の毛を整えることができます。ただしサービスエリアのトイレは混むことが多く、サービスエリアのトイレの洗面台を使ってヘアセットの乱れを直す時間の余裕はありません。

洗面台が使えたとしても、バスの休憩時間による停車時間は15分~20分ほどで短いです。公共のトイレではドライヤーやヘアアイロンは使えないため、結局ボサボサな髪型のままバスに戻ることになってしまいがちです。

夜行バスでヘアセットが乱れたときの対処法

それでは、夜行バスでヘアセットが乱れたときの対処法を紹介します。

夜行バスの車内で寝癖を直すには、事前の準備が必要です。完全にヘアセットをするとまではいかないものの、降車の際に人目が気にならない程度にはカバーできるため、ぜひ試してみてください。

帽子で隠す

夜行バスでヘアセットが乱れてしまった場合は、直すのではなく、帽子でごまかしてしまうのもひとつの手です。

キャップやベレー帽など、ちょっとおしゃれな帽子をあらかじめ鞄に入れて乗車すると良いでしょう。帽子なら、鏡がなくても簡単に乱れをカバーできて便利ですよね。夜行バスに乗るときの服装も、帽子に合わせたファッションで乗車すると自然で、人の目も気になりません。

帽子は、髪の毛の長さに関係なく簡単に隠せるため男女関係なくおすすめです。髪の毛が短く、寝癖で髪の毛がはねやすい男性は帽子でごまかして夜行バスを降りたら、あとは公園やデパートなどのトイレの洗面所を使って、ゆっくりと身だしなみを整えることができます。

また髪の毛の長い女性の場合は、髪の毛を緩く後ろや横にまとめることでおしゃれな印象を作れますよね。

髪のお直しシートを使う

できるだけ本来のへアセットに戻したい方には、「髪のお直しシート」を使って寝癖を直すことをおすすめします。

髪のお直しシートはスタイリング剤を含ませたシートで、ヘアスプレーのように音や粉、臭いがバス車内に広がらないため、夜行バスの車内でも使えて便利です。ドラッグストアなどで購入できるので、探してみてください。

寝癖を上手に直すポイントは、シートが含んでいるスタイリング剤を、しっかり髪の毛に浸透させることです。髪の毛を小分けの束に分け、シートで巻くように押しつけて、湿らせましょう。特に女性は、髪の毛を結んだ後、ヘアゴムの跡が残ってしまう場合があります。髪の毛の跡がついた部分には念入りに浸透させてください。

あとはブラシで軽く髪の毛を整えて終了ですが、前髪や毛先が気になる場合は、スポンジタイプのヘアカーラーを使うのもおすすめです。

夜行バスの座席でヘアスプレーは使えないですが、クリームタイプのワックスなら、まわりの乗客に迷惑をかけずに紙をスタイリングすることが可能です。ワックスは旅行の手荷物の邪魔にならないよう、小さめの容器に入れ替え、小分けにして持って行くとよいでしょう。

夜行バスでヘアセットの乱れを防ぐ方法

最後に、夜行バスでヘアセットが乱れるのを防ぐ方法も紹介します。

夜行バスに乗るときは、男女とも寝癖対策が必要です。あらかじめ寝癖が目立たない髪型に整えて乗車すれば、目的地に着いた後スムーズに降車できるので、ぜひ参考にしてみてください。

ハネが気にならない髪型を選ぶ

夜行バスに乗ったときに寝癖がつきやすいショートヘアの方は、ハネが気にならない髪型を選ぶことをおすすめします。乗車前に完璧にヘアセットしてしまうとよけいに寝癖が目立ってしまいます。

女性の場合、夜行バスのシートでつく寝癖が一番目立たないのは、外ハネの髪型です。多少寝癖がついてもナチュラルに見えるので、試してみてください。

外ハネの髪型を長持ちさせたい場合は、夜行バスに乗る前にヘアスプレーを活用しましょう。

最初に髪の毛全体にスプレーしたら、スタイリング剤が乾く前に髪を梳かして、全体になじませます。その後スプレーが乾いたら、ヘアアイロンやコテで外巻きにしっかり巻いてください。

夜行バスで起きたときにセットした髪の毛の形が潰れてしまっても、手櫛で軽く乱せば、簡単にニュアンスヘアのできあがりです。

髪の毛の短い男性の場合はワックスを使って少し毛先を乱した、ラフな髪型が寝癖対策におすすめです。

長い髪は緩く結ぶ

髪の長い女性は夜行バスに乗る前に緩く結んでおくと寝癖はつきにくいので、試してみてください。

シートの背もたれと背中に髪の毛が挟まれると寝癖がつきやすいため、髪の毛をサイドで2つに分け、髪の毛を身体の前にもってくるのが理想です。きつくヘアゴムで止めると跡がついてしまうため、跡がつきにくいスプリングゴムなどで緩めにまとめてください。

まとめ方は三つ編みでも、ねじって結ぶだけでもOK。簡単にまとめられるので、夜行バスに乗ってから、寝る前に座席でヘアセットしてもいいでしょう。

髪の毛を結んで眠って起きたらゴムをほどいて軽くブラッシングすれば、ボサボサ髪にはなりません。軽く結び直してもよいですし、帽子をかぶればさらにおしゃれに、人目を気にせずバスから降りられます。

ヘアゴムの結び跡がつきやすい柔らかい髪質の方は、シュシュやピンなどを使ってヘアアレンジすると上手にカバーできます。寝癖部分が目立たないように、大きめでインパクトのあるヘアアクセを使いましょう。

まとめ

夜行バスではヘアセットが乱れやすいため、上手にカバーや対策することが大切です。事前に準備をしっかり整えて、夜行バスに乗りましょう。

ヘアセットのコツや対策方法を覚えておき、目的地に着いたあとに身だしなみを整えて、快適に旅旅行を楽しみましょう。