夜行バスは前・後・窓・通路のどこがおすすめ?選び方を紹介!

夜行バスの座席選びは、前座席・後座席・窓側・通路側の4つから選ぶことができます。それぞれ乗り心地や車内での過ごし方が異なるため、どのような人におすすめなのか、理解したうえで選びましょう。 今回は夜行バスの座席の特徴について解説しながら、快適に過ごせるおすすめの選び方をご紹介していきます。


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夜行バスのおすすめ座席【前座席】

最初に、夜行バスの前座席のメリットやおすすめのポイントから紹介していきましょう。予約ができないタイプの夜行バスでは、前座席は比較的、男性に多く割り振られるといわれています。

夜行バスは10メートルほどの長さがあり、4列、3列シートと座席の状態はさまざまです。選んだ座席によって乗車中の快適性が変わってくるので、自分にとってのおすすめを見つけてください

乗り物酔いしやすい人におすすめ!

夜行バスの先頭部分の前座席は、乗り物酔いしやすい人におすすめです。

前方がフロントガラスで大きく開けているため、圧迫感がありません。景色を見ることで酔いにくく、気持ちが楽になると感じる人は多いです。

またドアに近く、停車時に人が出入りすることで、空気が入れ替わるのもポイントです。早く乗り降りができ、身体を伸ばしてリラックスしたり、フレッシュな空気を吸ったりすることもできます。

運転席とも近く、具合が悪くなったときに運転手とコミュニケーションが取りやすいのも魅力でしょう。

ここは注意!

前座席は乗客の出入りが激しいため、落ち着いてゆっくりしたい人、神経質な人にはあまりおすすめできません。

またフロントガラスが近いぶん外気の影響を受けやすく、冷暖房の効きが悪い面もあるため、時期によっては遮熱、防寒対策が必要です。

夜行バスのおすすめ座席【後座席】

引き続き、夜行バスの後座席の魅力とおすすめのポイントを紹介していきます。

後ろ座席は人気が高く、予約でも早い段階でバス後方から埋まっていきます。座席指定ができない夜行バスの場合は、比較的女性が優先的に割り振られる傾向があります。

落ち着いて過ごしたい人におすすめ

夜行バスの後座席は乗客の動きが少なく、落ち着いて過ごしたい人におすすめです。後輪の音やエンジン音でまわりの乗客の気配を感じにくいため、一人で気兼ねなく過ごしたい人に向いています。

またバスの構造上、左右の揺れが少なく、安定した乗り心地です。乗車中に身体が振られることもなく、快適な旅を満喫できるでしょう。

最後列の場合は気兼ねなくシートをリクライニングすることができるため、目的地までゆっくり過ごしたいときにもぴったりです。

ここは注意!

空調が備わっているとはいえ、後座席は外の空気が入りにくく、空気が悪い可能性があるので注意が必要です。外の空気が吸いたい場合もドアまでが遠く、休憩時間や降車時にスムーズに車外に出られるとは限りません。

またバスの構造上、後座席は空調の効きが悪い可能性があります。寒いこともあれば、逆に蒸し暑いケースもあるため注意が必要です。

夜行バスのおすすめ座席【窓際】

次は、夜行バスの窓側座席の魅力とおすすめのポイントを紹介していきます。

バスの前方・後方だけでなく、窓側を選ぶか、通路側を選ぶかでも、夜行バスの乗り心地が変わってきます。

席を立つ頻度が少ない人におすすめ

窓側は出入りしにくい座席なので、席を立つ頻度が少ない人におすすめです。奥まっているぶん、まわりの乗客の出入りを気にする必要がありません。休憩時間にトイレに立つ必要がない人、乗車してから目的地までゆっくり座っていたい人は、窓側の座席を選ぶと良いでしょう。

流れる景色を楽しめる開放感があり、窓にもたれて眠ることができるのもポイントです。

ここは注意!

窓側の座席は出入りするときに通路側の乗客に声をかけなくてはいけないため、煩わしいと感じる人は多いです。席を立って移動する際に隣の乗客の前を通る必要があり、隣に体格が良い人が座ると圧迫感があるのも、女性としては気になるところでしょう。

また気軽に席を立ってトイレに行くのが難しい座席なので、車酔いをする人は慎重に検討してください。窓に近くて外気の影響を受けやすく、寒かったり暑かったりするのも困りものです。

夜行バスのおすすめ座席【通路側】

最後に、夜行バスの通路側の座席の魅力とおすすめのポイントを解説します。

通路側の座席も、夜行バスに乗る人から人気があります。長時間乗車するからこそのメリットを理解しておきましょう。

トイレが近い人におすすめ

夜行バスの通路側は席を立ちやすいため、トイレが近い人におすすめです。席を立つときに他の乗客に声をかける面倒がなく、知らない人に話かけるのが苦手な人にも向いています。

夜行バスが停車しているときも車外に出やすく、目的地についたらすぐに降車できる、機動性の良い座席です。

また片側が空いているため圧迫感がなく、スペースを広々と使えるのも魅力でしょう。バスが発車したら通路側に足を伸ばして座ることもできるため、体格が良い人、背が高くて足を折り曲げるのがつらい人にぴったりです。

ここは注意!

通路側は片側に余裕がある反面、横にもたれることができないため、姿勢の維持がきついと感じる人もいます。

また窓側の乗客が立つときに、足を動かしたり、いったん席を立ったりと配慮をしなくてはならないため、落ち着いて座っていることができません。通路の乗客の動きが気になって、リラックスできない人も多い座席です。

【おすすめのバス】快適な座席を探すには

快適に過ごすために、座席のタイプだけではなく、自分の求める条件に応じた夜行バスを選ぶのも賢い選択です。

自分が過ごしやすい工夫を凝らした夜行バスを選ぶことで、目的地までの快適な旅を楽しめるでしょう。座席を選べない夜行バスの場合は、乗車することでついてくるオプションに注目してください。

女性コスメ付きの座席

女性の場合は、女性向けのコスメをサービスでつけてくれる夜行バスがおすすめです。旅行や出張にコスメは必需品でも、荷物が増えて持ち込むことが難しいと諦める人もいるでしょう。

ですが乗車時のサービスでコスメをつけてくれる夜行バスなら、より少ない荷物で旅に出られるので助かります。ぜひ快適に過ごせる夜行バス選びの判断目安にしてください。

ゆったり空間の座席

バスの座席の数や配列はさまざまなので、座席の空間設計がゆったりとした、過ごしやすいバスを選ぶのも選択肢のひとつです。足が伸ばせて充分な幅がある座席なら乗り心地が良く、落ち着いて眠ることもできて、快適なバスの旅が楽しめるでしょう。

夜行バスの種類は多く、希望のタイプを探すのは時間がかかりがちなものの、「バスプックマーク」なら、条件検索で簡単に、自分にとってぴったりのバスを探すことが可能です。

バスブックマークは、夜行バスや高速バス専門の、予約サイト。全国各地の都市を結ぶ幅広い路線がラインナップしていて、希望する出発地・目的地、日程などから、すぐにバスを探せて便利です。

またリーズナブルな価格のバスからハイグレード車両、4列シート・4列ゆったりシート・3列独立シート・女性専用車と、バスや座席のタイプから検索することも簡単です。

インターネットを使って、スピーディーに予約できるのも魅力でしょう。運賃の支払いも各種クレジットカードを始め、ネットバンク、コンビニ決済、郵便局ATM・ゆうちょダイレクトと幅広く対応していて、手間がかかりません。

バスブックマークは、座席にこだわって夜行バスを選びたいときに役立ちます。夜行バスを快適に利用したい方は、ぜひバスブックマークをご利用ください。

まとめ

夜行バスは一般的な路線バスと違い、長時間乗車をするため、誰でも快適に過ごせる座席を選びたいのが本音でしょう。とはいえ快適性の感じ方は個人差が大きいので、おすすめは一人ひとりで異なります。

座席それぞれのメリット・デメリットを比較して、ぜひ自分にとって過ごしやすい座席を選んでください。