国内旅行はいくらかかる?費用の平均と安く抑えるポイント!

国内旅行の計画を立てる際、もっとも気になるのは費用ではないでしょうか。費用を抑えながらも、希望を取り入れて楽しく旅行するには、どのようなポイントを知っておくと良いのでしょうか。お得に旅行を楽しむためのコツを紹介します。


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1人あたりの旅行費用は約60,000円

旅行にかかる予算を立てるために、まずは1人あたりにかかる旅行費用や内訳などを見ていきましょう。

国内旅行でかかる費目

国内旅行にかかる費用の内訳は、次の通りです。

・交通費
旅行先に向かうための鉄道や飛行機の運賃、バス代、車のガソリン代、高速代、駐車場代などが該当します。・宿泊費
旅館やホテルなどに宿泊するための費用です。食事が含まれている場合とそうでない場合、宿泊施設の種類などによって、宿泊費は大きく変わります。・現地での食費やお土産代
現地で食事やおやつを食べる費用や、お土産を購入する費用が該当します。また、テーマパークやアトラクションなど、現地でアクティビティを楽しむ場合の費用も、現地での滞在費に含めましょう。

旅行の予算を決めるときには、現地の滞在費よりも、交通費と宿泊費の方が多くかかることを覚えておくと良いでしょう。

1回の旅行にかかる費用

じゃらんリサーチセンターが調査した「じゃらん宿泊旅行調査2019」によると、1人が国内での宿泊旅行を1回行うのにかかる費用の平均は、総額で58,500円という結果が発表されています。

内訳は、宿泊費と交通費の合計が34,900円、現地での滞在費が23,600円となっています。この数値を見ても、交通費と宿泊費の合計が現地滞在費よりも多いことが分かります。

もちろん、自宅から宿泊先が遠くなるほど、交通費が高くなりますし、ランクの高い旅館を選択すると宿泊代も上がります。また、人数が増えればその分金額も高くなるため、使えるお金を決め、その中で楽しめる工夫も大切です。

旅行の費用を抑えるポイント

旅行の費用を抑えるには、高い割合を占める交通費と宿泊費を節約するのが大きなポイントとなります。それぞれの節約のために、どのようなポイントに気を付けると効果があるのでしょうか。

宿泊費を抑えるポイント

宿泊費を抑えるには、安く宿泊できる施設を探すのがおすすめです。近年では、ホテルや旅館だけでなく民泊やゲストハウスなどの宿泊形態も増えており、選択肢が広がっています。

また、比較サイトを活用したり、早割の制度がある宿泊施設を選んだりするのも、効果的な方法です。大人だけの旅行であれば、カプセルホテルや漫画喫茶、ネットカフェなどに宿泊する人もいます。方面によっては、航空券やJR券などと宿泊をセットで予約できるプランもありますので、ぜひ活用しましょう。

交通費を抑えるポイント

交通費を抑える最大のポイントは、高速バスを利用することです。交通費は、自宅から旅行先までの往復でかかるため、旅行費用のうち多くの割合を占めています。

高速バスを使うと「時間がかかる」というイメージを持っている人も多いかも知れません。しかし、上手に使うと大幅な節約につなげられます。

高速バスは、多くの乗客を乗せて運行することで、飛行機や電車よりも費用が格段に安くなります。また、往復での利用は往復割引が適用されるバス会社が多いので、この場合さらに安い運賃で利用できるのです。

バス会社によっては、早く予約すると早期割引が受けられるところもありますので、旅行の日程が前もって決まっていれば早めの予約をおすすめします。

ただし、早期割引をしたあと、変更やキャンセルの可能性がある場合は、取消料についても予約時に確認しておきましょう。早割制度では、取消料が高くかかるケースがあるためです。

このように、高速バスの予約をするときは、バスブックマークを利用すると便利です。バスブックマークでは、高速バスの格安予約が可能であり、複数のバス会社を比較して選べます。

各会社のバスの特徴も分かりやすく表示しており、プラン詳細の画面を開いていただくと乗車地ごとの集合時間・出発時間・集合場所などがひと目で分かるようになっています。画面下部に、ご予約から乗車当日までの注意事項を記載しておりますので、ご予約時に確認いただけますと幸いです。

4列シート・4列ゆったりシート・3列独立シートなど、お好みのバスタイプを選んでいただけます。方面によって、トイレ付・ゆったりシート・女性専用車両などもありますので、ご希望に応じてお選びください。

お支払方法は、コンビニ決済・ゆうちょ銀行・ネットバンク決済・クレジットカード決済からお選びいただけます。

万が一キャンセルする事情ができた場合にも、キャンセル時刻まではマイページへのログインでキャンセルが可能です。

高速バスを上手に使うと、旅行の交通費を大幅に節約できます。浮いたお金で、リッチな旅館に泊まったり、食事代を奮発したりするのも良いでしょう。高速バスの予約には、ぜひバスブックマークをご活用ください。

旅行費を賢く貯金する方法

旅行をするには、まとまったお金が必要です。旅行費は、できるだけ毎月少しずつ貯金しておき、計画的に貯めておきたいものです。ここでは、旅行費を賢く貯金するためにはどのような方法があるのかを紹介します。

口座を分けて貯金する

旅行費を貯めるには、できれば生活費の口座と別の口座を用意しましょう。旅行費の口座は、旅行以外には「使わず貯めておく」と決めると効果的です。また、旅行に行く楽しみを考えれば、使いすぎを防ぐ効果もあります。

口座を分けるのにおすすめなのは、ネット銀行の口座を開設することです。ネット銀行には、普通預金口座の中で複数の項目に分けられるものがあり、目的別に名称をつけておくと旅行費がいくら貯まったのか一目瞭然で分かります。これにより、さらに頑張って貯めようという意欲がわくでしょう。

また、毎月自動的に本人名義の口座間で資金移動を行うサービスに登録する方法もあります。給与口座から旅行費を貯める口座へ移動する手続きをしておけば、先取り貯金と同じ効果があり、手間をかけずに旅行費が貯められます。

先取り貯金は、余ったら貯金するのではなく、一定額を決めておいて給与が入ったらすぐに貯める方法です。この方法では、毎月確実にお金が貯めやすくなるため、ついお金を使ってしまう人にもおすすめです。

毎月5,000円ずつ貯金する

毎月貯金する旅行費は、5,000円を目標にしてみましょう。こうすると、1年間で60,000円貯められ、30代から40代の夫婦が旅行する旅行費とほぼ同額となります。5,000円であれば、1日あたり200円弱貯金すると思うと、クリアできる金額ではないでしょうか。

5,000円ずつの貯金が難しい場合は、予算の見直しを検討するのもひとつの方法です。まず旅行全体の予算および貯金期間を決め、そこから毎月の貯金額を算出しましょう。

月に5,000円ずつ貯金するには、通信費・光熱費・スマホの料金プラン・電気・ガス・各種保険・定額サービスなどを見直すと、改善できる可能性が高まる人も多いものです。旅行を楽しむために、家族みんなで話し合い、生活費の見直しも行ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

旅行費用は、すぐに貯められるものではありません。今回紹介した方法で貯金に取り組むとともに、家族で協力し合いながら、費用を抑えつつ楽しい旅行になるよう頑張っていきましょう。