旅行の移動手段を比較!シーンや目的にあわせて使い分けよう

国内旅行を計画する際、目的地が決定したら、次は移動手段です。どの移動手段を選ぶべきか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。時間で決めるか費用で決めるかなど、なにを重要としているかによって移動手段は変わります。 移動手段に迷ったときには、どんな旅行にしたいのか目的を決めて選ぶと良いでしょう。 この記事では、それぞれの移動手段のメリット・デメリット、移動手段を選ぶ際のポイントについて解説します。


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目的に合わせて移動手段を選択しよう

国内旅行に出かける際の交通手段は、目的地までの距離や場所によってもさまざまです。旅行で利用する代表的な移動手段には、以下のような交通機関が挙げられます。

・電車
・高速バス
・レンタカー
・飛行機

移動手段が変われば旅行の楽しみ方やコースが変わるだけでなく、旅の快適さやプランも大きく変わります。しかし、重要なのはその旅行の目的に合った移動手段を選択することです。

たとえば、午前中から観光地をたくさん巡るのが旅行の目的であれば、時間を優先できる移動手段を選ぶべきですし、費用を抑えて旅行自体を楽しむのが目的であれば、移動時間が長くなっても安い移動手段を選ぶべきでしょう。

【旅行の移動手段別】メリット・デメリットと注意事項

ここでは、それぞれの移動手段のメリット・デメリット、および旅行計画を立てるときのポイントについて見ていきます。

電車

「スケジュールどおりに行動したい」「決まった時刻に目当ての場所に到着したい」など、計画どおりに旅行がしたい人には、在来線や新幹線を使った電車の旅がおすすめです。

のんびりと自由な旅を楽しみたいときには在来線、スピーディーに移動したいときには新幹線と、気分に合わせて使い分けても良いでしょう。

電車で行く旅行には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

・渋滞に巻き込まれない
・移動中の時間を自由に使える
・運転しなくても良い
・車窓の景色を楽しめる
・運転しないためアルコールが飲める
・新幹線は飛行機に比べて本数が多い

デメリット

・荷物が多いと移動するのが大変
・電車の時間に旅行プランが左右される
・新幹線を利用する場合、他の交通手段と比べ料金が高い

旅行計画をたてるときのポイント

電車の旅行では、電車の時刻に合わせて計画を立て、時間に余裕をもった行動をとることがポイントです。

また、春休み、GW、夏休み、年末年始といった繁忙期は、新幹線の当日予約はとりづらいため、事前に予約することをおすすめします。

高速バス

移動手段のなかでも比較的格安で利用できるのは、高速バスです。主要都市間を結び、昼行バスであれば車窓からの風景を楽しんだり、途中休憩に立ち寄るサービスエリアで買い物や食事を楽しんだりすることができます。

一方、夜行バスであれば、移動中の就寝となるため、宿泊代が発生することもなく、早朝から滞在時間を有効活用することができます。

高速バスで行く旅行には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

・移動手段のなかでも比較的安価
・路線や本数が多い
・停車地によっては観光地に直接アクセスできる
・大きな荷物を預けることができる
・必ず座ることができる
・バス会社によっては待合施設を設けているところもある

デメリット

・移動時間が長い
・渋滞に左右される
・トイレのないバスもある
・バスによってはプライバシーを確保しにくい

旅行計画をたてるときのポイント

電車と同様、高速バスも出発時間が決まっているため、時間に余裕をもって旅行計画を立てるのがポイントです。また長時間の移動となるため、睡眠をとる場合には、耳栓、アイマスク、ネックピローなどを準備しておくと、車内で快適に過ごせるでしょう。

レンタカー

「当日の気分で行き先を変えたい」「行く先々で好きな場所に立ち寄りたい」といった人にはレンタカーの旅行がおすすめです。時間を気にせず、自分のペースで自由に行動できます。

また、車を運転できる人がひとりしかいない場合、長時間の移動になるほど疲労が溜まります。長い距離を運転するなら、こまめに休憩をとるようにしましょう。

レンタカーで行く旅行には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

・公共交通機関が少ない場所にも行ける
・人数が多いほど移動費を抑えられる
・荷物が多くても持ち運びが楽
・車中泊ができる
・好きな場所で車を借りられる

デメリット

・長時間の移動になると心身ともに疲れやすい
・ガソリン代、駐車場代、高速料金が別途かかる
・交通事故や渋滞のリスクがある
・観光地だと駐車場を探すのが大変

旅行計画をたてるときのポイント

レンタカーの旅行では、運転技術や天候に合わせて無理のない計画を立てるのがポイントになります。また、海まで足を伸ばしたり、山に行ってキャンプしたり、自由に旅を楽しみたい人にもレンタカーはおすすめです。

飛行機

少し贅沢な旅行を楽しみたいなら、飛行機の旅がおすすめです。空港に到着すると解放感や非日常感を味わうことができるでしょう。

目的地にもよりますが、ほかの交通機関に比べて移動時間が短く、現地に到着してからの時間を有効活用できます。

また、飛行機を利用する場合にはLCC(格安航空会社)を利用すると、お得に旅をすることが可能です。時間帯や空席状況によっては大手航空会社の半額以下でチケット購入ができます。

飛行機で行く旅行には、以下のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

・短時間で移動できる
・乗り換えの必要がなく、楽に移動できる
・早期予約で新幹線と変わらない運賃で利用できる
・離島など、飛行機でしか行けない場所にも行ける

デメリット

・ほかの公共交通機関に比べて運賃が高い
・台風や悪天候に左右されやすい
・空港まで足を運ぶ必要がある
・搭乗手続きが必要で時間がかかる

旅行計画をたてるときのポイント

飛行機の旅行では、普通航空券以外は便の変更ができないため、時間厳守で行動することが大切です。もし早割などを購入して予定便に乗り遅れた場合には、新たに航空券を買い直す必要があります。

旅行で移動手段を選ぶときのポイント

移動手段は、予算や時間を比較検討しながら状況や目的地に合わせた使い分けがポイントです。それでは具体的な選び方について見ていきましょう。

状況・シーンに合わせる

たとえば、子どものいるご家族や、大人数で旅行を計画している人であれば、車を利用するのが一番コストもかからず効率的といえます。

あるいは電車が好きな子どもであれば、電車で移動することでより思い出深い旅行になるでしょう。

また、旅先が遠方または近所によっても移動手段は変わります。沖縄に行くのであれば、フェリーよりも飛行機の方が便利ですし、近場の観光名所や道の駅などには自転車を使って移動するのもひとつでしょう。

目的に合わせる

旅行の目的に合わせて移動手段を検討するのも良いです。たとえば、「少し遠くまで足を伸ばして美味しい料理を食べたい」、「観光地をいろいろと巡りたい」などが目的であれば、移動費を抑えることで、浮いたお金を食事や観光にまわすことができます。

長距離でもリーズナブル、かつコスパも良い交通手段は高速バスです。全国の都市間を結ぶ路線も多く、身軽に動けるカップルや女性同士の旅行に最適な移動手段といえるでしょう。

また、夜行バスで目的地に移動する場合、3列シート、トイレ付き、女性専用など、自分に合ったバスタイプやグレードが選択でき、快適かつ安全に車内で過ごすことができます。

高速バス、夜行バスを探すなら、バスブックマークで検索してみてください。お好みの条件のバスを最安値で探すことができ、当日の予約も空き状況が確認しやすいです。

まとめ

旅行の移動手段はさまざまです。まずは、費用や時間を比較してみましょう。

また、状況や目的によっても最適な移動手段が異なります。
旅行には誰と行くのか、現地でやりたいことはどんなことかなども考えながら、決めていくと良いでしょう。