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一人旅の魅力とは
一人旅の最大の魅力は「一人」であることです。一人だからこそ、複数人で行く旅行にはない魅力がたくさんあります。
ノープランで動ける
一人旅はどこに行くにしても、何を食べるにしてもすべてが自由です。気分に合わせて行動することができ、誰かと何かをしなければならないという気疲れがありません。
普段もずっと一人であれば寂しいと感じるかもしれませんが、旅行中だけ一人というシチュエーションは、何かと忙しい現代人にとっての大きな息抜きになるのではないでしょうか。
旅先での出会いを楽しめる
一人旅をしていると、自分以外にも一人旅をしている人が案外多いことに気付かされます。
観光スポットや飲食店などでは、同じ一人旅をしている者同士、声を掛け合い、意気投合することもあるでしょう。気の合う者同士であれば、「これから向かう方面も同じようなので途中まで一緒に行きませんか?」といった話になることもあるかもしれません。
あるいは、たまたま入ったお店の店員さんとすっかり打ち解けて、地元の人しか行かないお店や、そこでしか食べられないご当地グルメを教えてくれるなんてこともあります。
気を遣わなくて良い
旅先で辛い料理が名物のお店に行きたいと思っても、同行者が苦手な場合、相手の好みも考えてお店を探さなければなりません。
あるいは、宿泊が同室の場合、いびきをかいて相手の迷惑にならないか心配したり、寝るときの電気は暗くするか明るくするかなどを気遣ったりといったこともあり得ます。一人旅であればそのような気遣いは不要です。
また、旅行中、ずっと人と一緒にいると疲れてしまう人も少なくないでしょう。自分のペースに合わせた時間の使い方ができるのも、一人旅ならではの楽しみ方といえます。
【男女別】一人旅のおすすめの楽しみ方!
一人旅の楽しみ方はすべて自分次第です。心境や目的によって行く場所ややりたいことも変わるでしょう。ここでは、男女別におすすめの楽しみ方を見ていきます。
男性編
男性であれば、以下のような旅の楽しみ方があります。
カメラで写真撮影をする
目の前に壮大なパノラマが広がっていれば、「SNS映えする綺麗な写真を撮りたい」「記念に自分も映りたい」と、普段カメラが趣味でない方でも、思い出として写真に残したいと思う方は多いでしょう。
美しい景色はもとより、知らない場所や出会った人などを写真に収めれば、旅の思い出として一生記憶に残すことができます。
一人旅なら自分のペースでじっくり撮影ができるため、街歩きや観光スポットを巡る際には、ぜひカメラを持ち歩いてみてください。
地元の食を楽しむ
その土地ならではのご当地グルメを食べ歩く一人旅もおすすめです。その地域の雰囲気を味わいながら、普段だと入らないようなお店に入ってみたり、知らない人に話しかけてみたりなど、一人旅だからこそできる楽しみ方があります。
たまたま入ったお店で美味しいものや、そこで出会った人と旅行後もつながりを持てるような仲になれば、一人旅の良い思い出として残り続けるでしょう。
のんびり温泉につかって疲れを癒す
静かな空間で何も考えずに一日のんびり過ごしたいという人であれば、温泉の一人旅がおすすめです。心だけでなく身体もほっとリラックスし、日頃の疲れを癒せるでしょう。
一人で旅館に宿泊するのは抵抗があるという人もいるかもしれません。その場合、入浴は日帰りで、宿泊はゲストハウスで、という組み合わせで一人旅を楽しむのもひとつです。
旅先のアクティビティを楽しむ
旅先が自然豊かな場所なのであれば、レンタルサイクルなどを利用してサイクリングをしたり、ハイキングや山登りをしたり、動物などがいるのであれば、バードウォッチングや乗馬を楽しんだりするのも良いでしょう。
他にも伝統工芸の体験教室に参加するなども、旅の思い出が形となって残るのでおすすめです。
女性編
女性であれば、以下の3つの楽しみ方がおすすめです。
旅ノートに思い出を残す
訪れた場所や食べたもの、旅行中に考えたこと、感じたことなど、記録をノートに残すことは、あとで振り返ることができるとともに、旅の記憶の風化を防ぐことにもつながります。
また、同じ場所に何度も行く人であれば、地図やショップカード、チケットなどを貼ることで自分だけのガイドブックとして活用できます。
ゲストハウスに泊まる
人との出会いを目的とした一人旅であれば、宿泊先としてゲストハウスを利用することをおすすめします。
ゲストハウスは、知らない人と相部屋で泊まれたり、交流できるスペースがあったりと、人との交流が生まれやすい、低価格で利用できる宿泊施設です。職業、年齢を問わず、多彩なバックグラウンドをもった人々が集まるため、さまざまな価値観に触れることができ、世界観も広がるでしょう。
美術館に行く
静かに過ごせる美術館は、一人旅と相性が良く、おすすめの目的地です。
基本は無言で展示を見て回る場所であり、絵を見るときは離れてみることが多いため、自分のペースで時間をかけて鑑賞することができます。
また、天候に左右されず、費用がそれほどかからないのも嬉しいポイントです。
自分のご褒美としてスパやエステで癒される
普段の疲れを癒やすために、または頑張っている自分へのご褒美に、スパやエステで贅沢な旅にするのもおすすめです。
一人旅だからこそ、交通費や宿泊費を押さえて、ご褒美にその分充てるなど、費用の調整もしやすいでしょう。
一人旅をより楽しむためのポイント
一人旅には不安がある反面、メリットもたくさんあります。とはいえ、旅の計画を一人で立てなくてはいけないため、何から手をつければ良いのかわからないと悩む方は多いのではないでしょうか。
ここからは、実際に一人旅に出るときの旅行計画を立てるポイント、より楽しむコツを見ていきましょう。
旅行の目的やテーマを決める
一人旅を計画するときは、最初に旅の目的を決めましょう。
一人旅では自分の行きたいところに行けるため「あそこにも行きたい」「あれもやりたい」と盛りだくさんに詰め込むと無理な行程になってしまったり、一つひとつの特別感が薄れてしまったりしがちです。どんな旅にするのかテーマをひとつ決めると、旅先や内容を選びやすいでしょう。
自分だけのテーマが選べるのも一人旅ならではの魅力です。迷ったら、自分がしたいこと、今までやりたいと思っていてできなかったことを軸に考えましょう。夢が叶う、特別な旅が実現します。
テーマに決まりはなく、「富士山にチャレンジする」や「鯛を釣りあげる」でも、「なにもせずに、お気に入りの宿でぼーっと過ごす」でもかまいません。自分のテーマが決まったら、行き先、宿、旅行の日程などを具体的に決めていきましょう。
交通手段や宿泊場所にこだわる
交通手段や宿泊場所にこだわって選ぶと、一人でも快適な旅を実現できます。一人旅では万が一のトラブルが起きたときの対処が大変なので、スムーズに旅先に行けるルートを選んでおくと安心です。
あえて人通りが少ない、山奥の環境で過ごしたい場合は、ツアーも選択肢に入れて考えてください。まったく知らない旅行者同士なら一緒にいてもわずらわしさがなく、旅の出会いも楽しめるでしょう。
宿はもっとも長い時間を過ごす場所なので、ワンランク上のグレードで選ぶと旅の満足度が向上します。一人旅の目的にあわせて豪華なリゾートステイを選んだり、ゲストハウスを選んだりしてみてはいかがでしょうか。
必要最低限の荷物で散策してみる
一人旅で非日常を味わうなら、必要最低限の荷物だけをもって観光に出かけるのもおすすめです。現代の生活はスマートフォンやインターネットがあって便利なものの、情報などに頼りすぎてしまうと、なかなか新鮮味や達成感を味わえません。
スマートフォンを宿に置いたままにし、自分の感性に従って旅先を散策しましょう。ときには不便でも、見るもの出会うものすべてが新鮮で、旅のわくわく感を楽しめますよ。
また、余計な荷物を持たずに出かければ、そのぶん身軽に行動できて快適です。日常から離れて、自由な一人旅を満喫しましょう。
一人旅だから注意したいことも!気を付けるポイントとは
複数人で行く旅行とは異なり、一人旅ならではの注意点もあります。旅行先でアクシデントに巻き込まれないように、万全の対策を整えましょう。
危険な場所には立ち寄らない
国内旅行であっても、知らない場所は気を緩めないようにしましょう。
特に女性の一人旅は細心の注意が必要です。昼間の観光でも人気の少ないところは避け、治安の悪い場所には立ち寄らないようにしましょう。
セキュリティ対策をする
国内、海外問わず、旅行に出かけるのなら、盗難や置き引きなどに備えてセキュリティ対策を意識することが重要です。荷物から目を離さないように必ず手元に置き、盗難防止アラームやワイヤーなどの防犯グッズを使うことで、犯罪に巻き込まれるのを未然に防ぐことができます。
特に人混みでは、貴重品を絶対に手放さないように注意してください。
また、一人で旅をしていることや、今いる場所などをSNSで発信するのも旅行中は念のため控えた方が良いでしょう。なぜなら、写真やコメントから宿泊地などが特定され、トラブルに巻き込まれることがないとも言い切れないからです。
交通アクセスを事前に確認しておく
快適な一人旅にするために、あらかじめ公共交通機関や目的地までの所要時間などを確認しておくと効率良く移動できます。
また、コスパの良い一人旅を計画するのであれば、高速バスや夜行バスの利用がおすすめです。
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夜行バスの利用であれば車中泊となるため、宿泊費もかかりません。交通費や宿泊費を節約し、スマートな一人旅を楽しみたい人は、ぜひ『バスブックマーク』を利用してみてください。
まとめ
一人旅は行き先、移動手段、宿泊先、食事内容など、自分自身ですべて決めることができる楽しさがある一方、何らかのトラブルが起きた場合には一人で対応しなければなりません。
ただし、それらすべての過程を一人で成し遂げることができれば、達成感を得られるとともに「自分一人で全部できた」という自信にもつながるでしょう。
とはいえ、一人旅には向き不向きもあるので、自分が心から楽しめる旅のスタイルを選ぶことが大切です。
もし夏休みに旅行を計画している大学生の方で、グループ旅行か一人旅かに迷っているなら、以下の記事もぜひ参考にしてください。