【夜行バス】到着後の早朝時間どう過ごす?快適な5つの過ごし方

夜行バスは早朝に目的地へ到着する便が多いため、到着してからホテルにチェックインしたり目的のお店や施設がオープンしたりするまでの時間があります。この時間をどう過ごせば良いのか悩む人も多いでしょう。 チェックイン前とはいえ、せっかく旅行に来ているので楽しい時間を過ごしたいところです。ここでは、夜行バスで旅行に行く際に、朝の時間を楽しむための過ごし方について紹介していきます。


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夜行バスの到着後の悩み

夜行バスはリーズナブルに旅行を楽しめるのが魅力です。しかし、夜に出発して翌日の早朝に目的地に到着する便が多く、到着後には次のような悩みが出てきます。

早く目的地に到着して、暇な時間ができる

旅行で目的地に到着したら、まずはホテルにチェックインしたいと考える人は多いでしょう。ホテルにチェックインすれば、大きな荷物は部屋に置いておけます。とりあえず広いところでゆっくりしたいと思う人もいるかもしれません。

しかし、夜行バスだと目的地に到着後にホテルにチェックインできるまで、数時間待たなければならないことがほとんどです。到着してからすぐにホテルに向かうというわけにはいきません。

チェックインするまでにどこかで時間をつぶさなくてはならないのがひとつの悩みです。

お風呂や歯磨きができない

寝ている間には意外と多く汗をかいています。夜行バスに乗って目的地に到着した直後は、自分の体のにおいが気になるという人も多いでしょう。朝にお風呂やシャワーを浴びれないと、落ち着かないと感じる人もいるかもしれません。

また、寝起きということで口臭がするのではないかという点も心配になってしまいます。マスクをしていればそれほど口臭の心配はありませんが、朝起きてすぐ歯磨きをしないと気持ちが悪いと感じてしまう人も多いでしょう。

夜行バス乗車中に寝れなかった

夜行バスの中で寝るときには、基本的に座席を少し後ろに倒すだけです。横になって寝ることはできず、座った状態のままの状態で寝ることになります。

そのため、ゆっくりと眠れない人も多いでしょう。寝付けないまま朝になって、目的地に到着してしまうこともあるかもしれません。

また、眠ること自体は問題なくできても、朝起きたら首や肩などに痛みを感じることもあります。このようにリラックスして眠りづらいというのも夜行バスでよくある悩みです。

スキンケアやメイクができない

夜行バスではすぐ近くにほかの乗客がいます。音やにおいを気にしてスキンケアやメイクができないこともあるでしょう。カーテン付きの夜行バスもありますが、座席の種類によってはプライバシーを確保しにくいこともあります。

バスを降りる前に簡単にメイクを済ませる人もいますが、あまり集中できないかもしれません。

朝からでも楽しめる夜行バス到着後の5つの過ごし方

夜行バスで目的地に到着した後は次のような過ごし方をすることで、時間を有効に使えます。前章で紹介した悩みも解決できるでしょう。

1.銭湯・温泉施設・24時間営業サウナを利用する

夜行バスを降りる場所の周辺に、早朝から営業している銭湯や温泉施設などがないかどうかチェックしておきましょう。シャワーを浴びたりお風呂に入ったりして、体をリフレッシュできます。サウナに入るのも良いでしょう。24時間営業のサウナなら、早朝でも利用できて便利です。

温泉施設やサウナなどは仮眠をとれるスペースを設けているところもあります。また、スキンケアやメイクを済ませるのにもちょうど良いでしょう。

2.おしゃれなカフェや喫茶店でゆっくり過ごす

朝早くから営業しているカフェや喫茶店などがあれば、ゆっくりとコーヒーを飲んで過ごすのも良いでしょう。コーヒーは眠気覚ましにもなるので、頭がスッキリした状態で観光地を見て回れます。

目的地に到着してからお店を探すよりも、事前に評判の良いお店を探しておくのがおすすめです。

3.インターネットカフェ・漫画喫茶を利用する

バスターミナルなどがある大きな駅の周辺には、インターネットカフェや漫画喫茶などが並んでいることが多いです。24時間営業のところが多く早朝からでも利用できて、シャワーなどの設備が付いているところもあります。

個室ブースになっているところであればスキンケアやメイクをするときにも利用できます。朝食を食べたりスマホの充電をしたりするほか、バスの中でよく眠れなかったときに仮眠をとるのも良いでしょう。

4.カラオケに行く

カラオケ店も駅の周辺などにあることが多いです。カラオケが好きな人なら、到着後の過ごし方の候補に入れておくと良いでしょう。朝から大きな声で歌うことで、体がリフレッシュしてスッキリとした気分になれます。

また、歌を歌うだけでなく軽食をとるのも良いでしょう。カラオケ店は個室になっているため、人目を気にせずリラックスできます。

5.早朝・朝から行ける観光スポットに訪れる

ホテルにチェックインする前に、バスを降りた場所から近い観光スポットを訪れてみるのもおすすめです。神社や公園など、早朝でも出入りできる観光スポットもあります。早朝だとほかの観光客も少なく空いているため、快適に観光を楽しめるでしょう。

朝のうちに行きたい場所を回っておけば、その分だけ残りの時間はほかの観光スポットを見て回れます。

夜行バス到着後に時間を余らせない3つのポイントとは?

夜行バスで目的地到着後に時間を余らせたくない場合には、次のような点に着目して乗車する便や宿泊施設を選ぶようにしましょう。

1.チェックイン時間が早い宿泊施設を選ぶ

一般的な宿泊施設は、昼頃の時間にならないとチェックインできないところが一般的です。しかし最近では、朝早くからチェックインできるところも増えています。

そのような宿泊施設を選べば、到着後に時間が余って困ることはなくなるでしょう。

2.目的地周辺の降車駅を変えて夜行バスを選ぶ

夜行バスを予約する際に、多くの人は宿泊予定のホテルから一番近い場所に到着する便を選ぶでしょう。しかし、宿泊予定のホテルの近くには飲食店や商業施設などが少ない場合もあります。その場合には、到着後にチェックインするまでに過ごす選択肢が狭まってしまうでしょう。

そのため、同じ目的地でも飲食店や商業施設などが多いエリアに到着する便を選ぶのがおすすめです。

また、特定の施設や観光地などの付近に到着する便を選ぶのも良いでしょう。朝からでも利用可能な施設があれば、ホテルにチェックインする時間までそこで過ごせます。

3.予定にあった便を選ぶ

夜行バスは出発地と到着地が同じ便でも所要時間が異なることも多いです。便によっては途中で停まる停留所の数が多いものもあれば少ないものもあります。走行するルートそのものが違う便もあるでしょう。

たいていの便は朝に到着しますが、まだ暗い時間帯に着く便もあれば人通りが多くなるくらいの時間帯に着く便もあります。

そのため、到着時刻もよく確認し、到着後の予定に合わせて便を選ぶことが大切です。

希望のバスを探すならバスブックマークの利用がおすすめです。出発地と到着地、乗車日を入れて検索するだけで、それに合うバスの便が表示されます。シートの種類や「ゆったり(のびのび)」などの条件を指定して検索することも可能です。

検索後は検索に合致する便の比較から予約まで一度にできます。到着時間なども分かるので、遅い時間になってから到着する便を探している人にとって便利です。

また、区間ごとの最安値情報も分かりやすく表示されています。なるべく安いバスを利用したい人はそこをチェックしておくと良いでしょう。

夜行バスを予約するならぜひバスブックマークを利用してみてください。

まとめ

夜行バスは多くの便で朝早い時間に目的地に着きます。到着後にホテルにチェックインするまでの間は銭湯や喫茶店、ネットカフェ、カラオケなどをして過ごすのがおすすめです。神社や公園など朝でも入れる観光スポットに行くのも良いでしょう。

朝の時間の過ごし方をあらかじめ計画しておくことで、より楽しい旅行になります。