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学生におすすめの京都観光スポット6選
見どころがたくさんある京都のなかでも、特に人気の高い6つの観光スポットを厳選しました。一日ではすべてを回れないため、旅の仲間とどこに行くのか相談しながら選びましょう。
清水寺
ユネスコ世界文化遺産にも登録されている定番の観光スポット『清水寺』には、国内外から毎年多くの観光客が訪れます。
「平成(~令和)の大改修」と呼ばれている、2008年から行われていた清水寺本堂の工事も2020年に終了し、「清水の舞台」は建てられた当時のようにピカピカです。
清水寺は本堂をはじめ、正門に構える仁王門、重要文化財の三重塔、恋愛成就のご利益があるとされる音羽の瀧といった約14の建造物から成り立っており、約1,200年を誇る悠久の歴史は訪れた人に驚きと感動を与えます。
また、清水寺に隣接する地主神社は、京都有数のパワースポットとして知られています。
清水寺からほど近い東山エリアは観光スポットとして人気も高く、レンタル着物のお店が軒をつらねています。
貴船神社
水の神様である、「高龗神(たかおかみのかみ)」を祀っている『貴船神社』は、全国二千社を数える水神の総本宮です。日本三大縁結び神社のひとつに数えられ、縁結びのパワースポットとして有名です。
こんこんと湧き出る貴船山の湧き水は御神水とも呼ばれ、弱アルカリ性の良質な天然水を無料で飲むことができます。
京都タワー
京都の玄関口京都駅のすぐ目の前にそびえる『京都タワー』は、世界一高い無鉄骨建築のタワーです。
地上100メートルにある展望台からは、古都京都の市街地を360度見渡すことができ、内部にはホテル、レストラン、土産物屋が併設されているので飽きることもないでしょう。
新幹線で京都を訪れた人であれば、旅のはじまりの観光地におすすめです。
天橋立
京都を代表する『天橋立』は、陸奥の松島、安芸の宮島と並び、日本三景のひとつです。
天橋立の中を歩く、自転車や船に乗る、海水浴場で泳ぐなど、自然を感じる観光スポットとして人気です。
天橋立は幅約20-170m、全長約3.6kmの長大な砂嘴(さし)で形成されており、約5,000本の松が所狭しと生い茂っています。大きくうねるように、またはまっすぐ一直線に延びる神秘の造形は、古くから天に昇る龍の姿にたとえられています。
天橋立を北側から一望できる傘松公園の展望台は、天橋立を股の間から覗くと天地が逆転したように見える「股のぞき」発祥の地として有名です。また、その展望台の上には展望レストランもあります。
鴨川
京都市内を南北に流れる『鴨川』は、多くの市民や観光客の憩いの場として愛されています。
河川敷に等間隔に腰をかけるカップルは「鴨川等間隔」などと呼ばれ、夏の時期にはカップル同士の間隔が狭くなり、冬に近づくにつれ間隔が空いていく光景は、ある意味で京都ならではの風物詩ともいえます。
川沿いにはお洒落なカフェやレストランが軒をつらねており、丸一日使って鴨川散策を楽しむのも良いでしょう。
伏見稲荷大社
千本鳥居で有名な『伏見稲荷大社』は、全国に30,000社あるといわれる「お稲荷さん」の総本宮です。
1,300年以上の歴史を誇り、商売繁盛、家内安全のご利益があるとされ、年間を通じて多くの観光客で賑わっています。
境内には稲荷大社のお使いである狛狐が、稲穂、巻物、鍵、宝珠を咥えながら参拝客を見守っています。
伏見稲荷大社には見どころが多く、”おもかる石”もそのひとつです。願い事をしながら石灯籠に乗る宝珠石を持ち上げ、予想よりも軽ければ願い事が叶い、予想よりも重ければ叶わないといわれています。
また、伏見稲荷大社の周辺では、お稲荷さんらしい“キツネせんべい”や”いなり寿司”といったさまざまな名物を味わうことができます。
旅費を安く抑えるコツ
京都の観光スポットが決まったら、今度はいつどうやって旅行に行くのかを決めていきます。
ここでは安く旅費を抑えながら旅行を楽しむためのコツを紹介します。
旅の日程は安くなる時期を狙う
まず旅行を計画する場合、いつの時期に旅費が高くなりやすいのかを知っておく必要があります。旅費を抑えたいなら、その時期以外を狙って計画すると良いでしょう。
一般的には、春休みや夏休み、あるいはGWや年末年始といった長期休暇時期を繁忙期と呼び、新幹線や飛行機といった公共交通機関、ホテルや旅館といった宿泊施設の早期予約割引が設定されていない時期が該当します。
繁忙期に交通機関や宿泊の手配を行うと、繁忙期を除いた通常期や閑散期と呼ばれる時期に比べ、旅費は1.5~2倍 かかってしまいます。
そのため、繁忙期以外の通常期や閑散期、および週末を除いた平日に出発すれば、旅行費用をグッと抑えられるでしょう。
もちろん、普段は多くの観光客で賑わう京都にも閑散期が存在します。
・イベントの少ない6月の梅雨時期
・うだるような暑さの8,9月
・紅葉鑑賞が落ち着く11月後半
・クリスマスと年末年始を除く12月
暑さや寒さ、あるいは雨といった季節や天候により、これらの時期はイベントが少なくなっています。
京都には観光客が少ない時期でも、屋内で楽しめるスポットがいくつも存在します。普段よりお得に安く京都を楽しむなら、閑散期の旅行がおすすめです。
学生向けの格安プランを使う
交通機関や宿泊施設の種類によっては、早期予約割引のほかに学生向けの割引プランを設定していることがあり、うまく活用できれば交通費、宿泊費を抑えることができます。
また、ホテルや旅館に限らず、宿泊予約サイトが閑散期やオープン記念などで学割を設定している場合もあります。宿泊予約サイトで「学割」と検索して、確認してみましょう。
もし、旅行のタイミングで学割が設定されていない場合でも、カプセルホテルや365日同一料金の宿であれば、ほかの宿泊施設よりも安く宿泊できることがあります。特に365日同一料金の宿であれば、1泊2食付きに温泉がついて10,000円以下という施設もあるため、一度調べてみると良いでしょう。
グループ旅行や民泊に抵抗がない人であれば、Airbnbを利用することでお得に宿泊することもできます。
夜行・高速バスを使う
時間がかかっても構わないから、少しでも安く行きたいという人には夜行・高速バスがおすすめです。
移動に時間がかかる分、飛行機や新幹線に比べてかなりお得な運賃設定になっています。また、夜行バスであれば車中で睡眠を取るため、宿泊代がかかることもありません。
夜行・高速バスと聞くとバス内の環境が良くないイメージを持っている人もいますが、最近では快適に過ごせるバスも増えています。
女性向けプラン、トイレ付き、広々3列タイプなど、豊富な種類から選ぶことが可能です。
バスブックマークなら、出発日、目的地、乗車日を入力するだけで、最安値のプランを簡単に検索でき、女性専用、コンセント付き、3列独立タイプといった希望条件で絞り込むこともできます。
まとめ
京都の魅力は、何といっても日本の長い歴史を感じさせてくれる街並みや寺社の数々です。
訪れた時期や場所によって顔を変えるため、何度も訪れたことのある人でも飽きることはないでしょう。
どこに費用をかけるか優先順位を決めて、京都旅行を楽しい思い出にしてください。