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お金をかけずに楽しめる貧乏旅行とは?
貧乏旅行と聞くと、移動がヒッチハイクだったり宿泊が野営キャンプになったりといった、ネガティブなイメージを持つ人は多いかもしれません。ですが、貧乏旅行とは、費用を極力抑えた旅行のことをいうので、まったく費用を使わず旅行をするというわけではないのです。
「節約旅行」といえばイメージが湧きやすいでしょうか。
貧乏旅行を楽しむポイントは、「食費、観光やアクティビティの費用、お土産購入費用」といった現地滞在費を抑えることではありません。
現地滞在費以外の交通費や宿泊費を節約し、浮いたお金を現地で使うお金として上乗せするのが貧乏旅行の醍醐味といえます。
貧乏旅行での節約術【行き先編】
節約術は旅の目的地を決めるところからはじまります。具体的な場所が全然決まっていないというときは、まず国内か海外かといった大まかなところから絞っていくと、目的地を決めやすくなります。
また、以下のような旅行のテーマを決めてから行先を決める方法もあります。
・ノープランで気分のままのんびり旅
・追求する旅
・人と関わる旅今回は国内と海外で分けて行先をしぼった場合の節約術を紹介していきます。
国内
基本的には海外旅行よりも国内旅行の方が移動費は安く済みます。すでに自家用車を持っている人なら、移動費はガソリン代くらいで、高速道路を使っても、高速料金が追加されるくらいで済みます。一般道で寄り道しながら向かうのも良いかもしれません。
また、旅行会社が主催する日帰りのバスツアーや電車ツアーを活用することで、交通費を安く抑えられます。
有意義な日帰り旅行にしたいという人には、国内ボランティアがおすすめです。
全国には復興支援や環境保全といったボランティア活動を展開する組織が多数存在しています。お住いの地域や近隣地域でボランティアを募集していないか、インターネット検索で確認すると良いでしょう。
海外
海外であれば、日本に比べて物価の安いタイやベトナム、マレーシアを目的地にすることで比較的安く旅行が楽しめます。LCC(格安航空会社)を利用することで、航空券も格安で購入できるため、貧乏旅行の目的地としておすすめです。
韓国や台湾などは日本と大きく物価は変わりませんが、LCCが就航している都市も多く、安く旅行に行けます。
アジア圏であれば日帰り旅行も可能です。日帰り旅行なら宿泊費がかかることもなく、さらなる節約になります。
ただし、航空ダイヤや直行便との組み合わせなど、考慮しなければいけない点には注意が必要です。
貧乏旅行での節約術【宿泊編】
寝るだけの場所に高いお金をかけるのがもったいないと感じる方は、宿泊先も検討してみると良いでしょう。ここでは安く宿泊できる宿泊先3つを紹介します。
格安ホテル
快適な時間を過ごすなら、カプセルホテルやビジネスホテルがおすすめです。
ビジネスホテルのなかには、大浴場や露天風呂があるところもあり、朝食まで無料で提供してくれるところがあります。
独自のサービスを提供してくれるところもあるので、比較してみてください。
ビジネスホテルを予約するなら、インターネット予約がおすすめです。インターネット予約なら直接予約よりも格安で泊まれることがあり、シーズンオフを狙えばさらに節約できます。
カプセルホテル利用客の多くは男性ですが、最近では女性専用のカプセルホテルや女性フロアを設けるところも増えてきました。
カプセルホテルは格安で利用できますが、なかにはビジネスホテルとさほど変わらない料金設定のカプセルホテルもあるので、事前によく調べておきましょう。
民泊やゲストハウスもおすすめです。基本的に素泊まりになりますが、ホテルよりも安く泊まれる施設は多くあります。寝泊りするだけで良いという人にはおすすめです。
ネットカフェ
ホテルよりもさらに宿泊費を節約したいという人には、ネットカフェもおすすめです。
ネットカフェは個室ではありますが天井部分が開いていたり、鍵がついていなかったりすることからも、人の気配やセキュリティ面を気にする人にはあまり向きません。
ですが、最近は錠付きで完全個室の部屋を用意しているところもあります。
もともと宿泊施設ではありませんが、食事もできシャワールームもありと、宿泊には事欠きません。娯楽も充実しているので、退屈することもなさそうです。
野宿・キャンプ
野宿やキャンプはほとんどお金がかからず、ホテルとは違った非日常を味わうことのできる宿泊方法です。自炊セットがあれば外食をする必要もなくなるので食費が浮き、さらなる節約も可能です。
節約という面では多くのメリットがありそうですが、注意しなければいけないこともあります。
たとえば天候による危険も考えられるので、当日の天候を調べておくことは欠かせません。
また、キャンプはどこでもできるわけではありません。禁止しているところもあるので注意が必要です。車中泊に関しても、同じことがいえます。キャンプ場を利用する際は、各キャンプ場のルールに従いましょう。
貧乏旅行での節約術【移動編】
「交通費」は、旅行で節約したいお金として1位に挙げられるなど、多くの人が交通費を節約したいものと考えているようです。貧乏旅行を決行するなら、交通費の節約は欠かせません。ここでは公共交通機関を使った場合の節約術について見ていきたいと思います。
LCC(格安航空)を使う
飛行機を利用する旅行を計画している場合には、大手航空会社よりも格安で乗れるLCC(格安航空会社)がおすすめです。
路線や期間が限定されるものの、キャンペーン期間中などは大手航空会社の半額以下の運賃で往復航空券を購入できる場合があります。
ただし、運賃が安くなる分、以下のように我慢しなければいけないこともあるため、注意が必要です。
・発着する空港が少ない
・荷物が多いと追加料金がかかる
・座席が狭い
・路線が少ない
・機内の飲食がすべて有料
青春18きっぷを利用する
青春18きっぷは全国のJR全線の普通・快速列車が乗り放題のお得な切符です。名称に18と入っているため、18歳以下の人しか利用できないと思っている人も少なくないようですが、12,050円で誰でも利用することができます。
また、普通列車・快速列車の普通自由席が1日乗り放題の切符が5枚セットとなっているため、時間に余裕がある人であれば5日間電車を乗り継いで日本中を旅行することができます。
ただし、販売期間と利用期間が決まっているため、青春18きっぷを使って旅行を計画する際には事前の確認が必要です。
夜行バスを使う
公共機関のなかでも他の交通手段と比べて比較的安いのが夜行バスといえます。夜行バスなら、寝ている夜の間に移動ができるため時間の節約にもなります。
春休み・夏休み・GW・年末年始などの繁忙期や休日は運賃も高くなるため、夜行バスを検討するなら平日の利用がおすすめです。
またバスのタイプも、もっともリーズナブルな4列シートや快適さで選ぶ3列シート、途中のトイレに不安がある方はトイレ付きのバスなど種類もさまざまなので、お好みに合わせてチョイスすると良いでしょう
業界最大のバス予約サイト『バスブックマーク』なら、お好みの条件のバスを最安値で探すことができるとともに、当日予約も可能です。
もし、希望するサービスを提供している夜行バスを予約したいときは、ぜひバスブックマークをご利用ください。
まとめ
旅行と聞くとお金のかかるイメージがありますが、方法さえ知れば安く、そして快適に旅行することができます。そして旅の良いところは、どれだけ貧乏だろうと楽しむ気持ちさえあれば何でも楽しめるということです。
自分らしい節約の旅を計画して良い思い出を残してくださいね。