夜行バスに乗るのがはじめてという方へ|乗車マナーは?

初めて夜行バスに乗る方は、基本的なマナーを確認しておきましょう。周りの乗客に迷惑をかけずにすむだけでなく、あなた自身が快適な旅を楽しめるからです。 この記事では夜行バスに乗るときのマナーについて、詳しく紹介します。


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夜行バスのマナー1.基本編

最初に夜行バスに乗るときの基本、車内での過ごし方のマナーから解説します。

夜行バスは、不特定多数のお客様が乗る公共交通機関です。乗客がゆっくりくつろげるように工夫されているとはいえ、自分だけのスペースではありません。

自分が快適であるとともに、周りの乗客も気持ちよく過ごせるよう、少し気を遣ってみてください。

リクライニング

人によって考え方に違いがあるものの、シートのリクライニングは後ろの方へ一声かけてから、邪魔にならない範囲で倒すことをおすすめします。

リクライニング自体は問題ないため、シートを倒しても大丈夫です。しかし、後ろの席の人にとっては、自分のスペースが狭くなります。そのせいで強い圧迫感を感じたり、トイレに立つときに不便だったりすることもあるでしょう。そのため、一声かけたほうがトラブルを防げます。

ただし、眠っている人の場合は、わざわざ起こしてまで許可を取る必要はありません。夜行バスに乗ってすぐに眠りたい方もいるため、状況を見ながら適切な判断をしましょう。

荷物

周りの乗客のスペースを圧迫して迷惑になるため、大きな荷物は車内に持ち込まず、トランクスペースに預けると良いでしょう。

夜行バスにはたくさんの乗客が乗るため、荷物は控えめにするのが基本です。旅行などで荷物が多い場合は大きな荷物を預け、貴重品だけを車内に持ち込みましょう。

夜行バスのシートでは持ち物を網棚に乗せるか、膝上に乗せるのがマナーです。バス会社のパンフレットやホームページなどにも持ち込み荷物の注意書きがあるため、あらかじめチェックしてください。

貴重品は自己管理が原則です。高額な物品や金券類はできるだけ夜行バスに持ち込まないようにしましょう。

会話

夜行バスの車内での会話は控えめにするのがマナーです。家族や友人たちと一緒に乗車する場合は、大声で話して周囲に迷惑をかけないよう注意してください。

バスが消灯した後は、基本的に会話はしないほうが良いでしょう。車内が静かになるとひそひそ声が響くため、おしゃべりを止めて静かに過ごしてください。

スマホや音楽プレーヤー

車内の暇つぶしに使えるスマホや音楽プレーヤーは、周りの乗客に迷惑をかけないように使うのが大前提です。

スマホはバスに乗ったらマナーモードにし、着信があっても車内では通話をしないのがマナーです。バス会社でもスマホの使い方をアナウンスしているため、ルールを守って使いましょう。

会社との連絡などでどうしてもスマホを使う必要がある場合は、個室付きの夜行バスを選ぶことをおすすめします。

音を出さなければスマホを使っても問題はないものの、画面の明かりには注意しましょう。車内の消灯後は、スマホでゲーム・ネットサーフィンなどをするのは控えてください。

イヤホンを使えば、スマホや音楽プレーヤーで音楽を聴いても大丈夫です。ただし、音量を大きくし過ぎてシャカシャカ音が音漏れしないように注意しましょう。乗車したら一度音漏れチェックをして、周りの乗客に迷惑をかけないかを確認しておくと安心です。

夜行バスのマナー2.飲食編

続いて、夜行バスの車内で飲食する際のマナーを解説していきます。

夜行バスは車内で過ごす時間が長いため、適度に食べ物・飲み物を摂る必要があります。ただし、場合によってはほかのお客様に迷惑をかけるため、夜行バス内で飲食する際の基本的な考え方を理解しておきましょう。

食べ物

考え方は人それぞれではあるものの、夜行バス内で飲食をする場合は、周りの乗客に迷惑をかけない食べ物を選ぶ必要があります。

もちろん、バス会社で特に規定を設けていなければ車内で好きな物を食べることは、建前上、問題ありません。

しかし、ラーメンのようなニオイのきつい食べ物、堅焼きせんべいやポテトチップスのように音が出るスナック類は、持ち込まないほうが無難です。食べ物の強いニオイでバス酔いしてしまう、咀嚼音がうるさくて眠れないという方もいるからです。

自分では気にならなくても、周りの乗客からすれば気になってしまう食べ物はたくさんあります。可能であれば、乗車前に食事を済ませておくと良いでしょう。

どうしても車内でお腹かが空いてしまうときは、おにぎりやサンドイッチのように、大きな音がしにくく、食べやすいものを選ぶことをおすすめします。

飲み物や汁物

飲み物や汁物を夜行バスの車内でとる場合は、こぼれないように配慮することが大事です。こぼすとシートや車内が汚れるだけでなく、周りの乗客に火傷を負わせるなどのリスクもあるからです。カップやボトルから手を離す際は、バスに備え付けてあるドリンクホルダーを活用しましょう。

コーヒーやジュースは飲み残しをこぼさないように、缶ではなくペットボトルの商品を選ぶと安心です。みそ汁やスープのカップがホルダーに収まらない場合は、早めに飲み切ってしまうことをおすすめします。

アルコール

公共の場所である夜行バスの車内でビールなどのアルコール類を飲む場合は、節度ある飲み方をするのがマナーです。

バス会社で禁止していなければ車内でアルコール飲料を飲んでも問題はないものの、会社によって対応は違います。お酒を飲んでリラックスしたい場合は、バス会社に事前に確認しておきましょう。

また、アルコールを飲んで良い場合でも飲み過ぎはいけません。トイレが近くなって周りの乗客に迷惑をかけたり、バス酔いを引き起こして体調を崩したり、気が緩んで大声を出したりなどする可能性が否定できないからです。

車内でのお酒はあくまでも酔っ払わない程度にたしなみ、マナーには注意しましょう。

夜行バスのマナー3.時間編

夜行バスは多くの乗客が利用するため、一番重視すべきマナーは時間を守ることです。

夜行バスに乗るときは自宅を出てバス停に到着するまでにかかる時間をあらかじめ調べ、時間に余裕を持って出発することを心がけましょう。決められた出発時間をわずかでも過ぎると、バスに乗れなくなります。

サービスエリアなどに立ち寄って休憩するときは、時間厳守です。車掌の指示に従って、決められた時間内にシートに戻りましょう。

乗客が一人でも乗り遅れると、バスは発車できません。身勝手な振る舞いで到着時間に遅れがでると周りの乗客が迷惑するだけでなく、バス会社に損害を与えます。夜行バスを利用する際は、常に時間とマナーを意識して行動してください。

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まとめ

夜行バスに乗るときにマナーを守って行動することは、思いがけないトラブルを回避するためにも重要です。この記事を参考に、ぜひあなたも周りの乗客も気分良く移動できるように気遣って、楽しい旅をしてください。

また、便利な夜行バス予約サイトも上手に活用して、快適な旅を楽しみましょう。