夜行バスと新幹線ならどっちがお得?メリット・デメリットを徹底比較!

長距離移動をする場合、夜行バスと新幹線のどちらを利用するべきか見極める必要があります。というのも、夜行バスと新幹線には、それぞれ違った特徴があるからです。 今回は夜行バスと新幹線のメリット・デメリットを比較しながら、目的に合わせた選択をして、快適な旅をするポイントをご紹介していきます。


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どっちが良い?「夜行バス」と「新幹線」の比較ポイント

夜行バスと新幹線のどちらが良いのか、複数の視点から比較していきます。

旅の交通手段を選ぶ際に重視するポイントは、目的や移動距離によっても変わってきます。移動に求める快適さも一人ひとり理想が異なるため、費用はもちろん、快適さの観点からも、自分のスタイルにぴったりの移動手段を選ぶと良いでしょう。

料金なら「夜行バス」

どちらが安いという比較なら、お得に利用できるのは夜行バスです。夜行バスは新幹線の料金の半額以下で移動できるため、コスパ重視の旅におすすめです。

学割や早割はあっても、新幹線の料金は基本的に変動がありません。それに対して、夜行バスの料金は時期によって変動し、閑散期なら新幹線より1万円以上安くなるケースもあるのです。

また夜間に眠りながら移動することで、ホテル代もかかりません。夜行バスは旅行の費用を賢く節約したい人に向いています。

所要時間なら「新幹線」

スピーディーに移動できるという点では、夜行バスよりも新幹線が優秀です。新幹線は停車駅が少なく、高速走行で一気に目的地までたどり着けます。

具体的な数値で比較すると、東京~仙台間は夜行バスで約5時間かかるのに対し、新幹線では1時間30分~2時間程度しかかかりません。東京~大阪間なら夜行バスで約9時間、新幹線で約3時間と、確実に移動時間を節約できるでしょう。

所要時間がかからない新幹線なら、日帰りでの移動も可能で、宿泊代の節約にも役立ちます。

乗り心地は「新幹線」と「夜行バス」ゆったりシート

乗り心地の快適さは、新幹線、夜行バスとも良好です。それぞれ長時間乗車でも疲れにくいよう、車内やシートの構造に工夫が施されています。

夜行バスの場合はシートのタイプを選ぶことによって、より良い快適さを求めることが可能です。料金は高くなるものの、3列シートやゆったりタイプのシートを選べば、長時間の移動でも身体にそれほど負担がかかりません。

新幹線は揺れがほとんどなく、移動時間が短く済むため、目的地まで快適に過ごせるでしょう。

コロナ対策はどちらも万全!

コロナ対策の面では、新幹線、夜行バスとも万全です。夜行バスや新幹線は不特定多数の乗客が集まり、「密」の状態で過ごすため、早い段階で感染症対策が取られています。

夜行バスの場合は乗務員の体調管理を徹底して行い、車内清掃や換気で感染症予防をしています。新幹線は、乗客が自分で窓をあけることができないものの、6~8分で車内の空気がすべて入れ替わり、定期的な消毒も行われています。

「夜行バス」のメリット・デメリット

次に、夜行バスのメリットとデメリットを紹介していきます。

夜行バスは新幹線と並ぶ、長距離移動の手段です。多くの人から選ばれる理由は、その使い勝手の良さにあります。

メリット

■料金が安い

料金の安さは夜行バス最大のメリットではないでしょうか。安価に移動したい学生、繰り返しの出張で経費を削減したいビジネスマンにも最適です。

■時間を有効に使える

夜行バスでは、時間を有効活用してスムーズな移動が実現します。就寝している間にもバスは目的地に向かっているため、目が覚めたら到着している、なんてこともあるでしょう。新幹線ではそうはいきません。たとえば停車駅が一番少ない新幹線「のぞみ」で、東京~新大阪までの移動の際、新大阪を通り過ぎてしまうと、果ては博多まで行ってしまいます。そうなると折り返しの手間もかかり、スムーズとはいきません。

乗り過ごしの懸念がある新幹線での睡眠はあまりおすすめできませんが、その点夜行バスは、移動時間が長い分、目的地が終点である便も少なくないでしょう。移動と車中泊を同時に遂行できるのは、夜行バスのメリットでもあります。

■専用のラウンジを使えることも

バス会社によっては、乗り場近くの専用ラウンジが使えるのも魅力のひとつです。料金格安でも、ラグジュアリーな旅気分が堪能できます。

デメリット

■長時間、姿勢を大きく変えることができない

夜行バスは席同士が比較的近いため、姿勢を大きく変えることができません。乗車時間が長ければ、そのぶん身体に負担がかかってしまいます。

また交通渋滞などもあるため、到着時間が確実とはいえません。そのぶんバスの中で過ごす時間が長引く可能性があります。

■寝付きにくいこともある

夜行バスでは、寝付きにくいこともあるので注意が必要です。快適に眠れるよう工夫されたシートでも、トイレ休憩での人の動きや周囲の話し声で、なかなか熟睡できないという人は多いです。

バスの中でしっかり眠れないと、翌日の行動に支障が出るかもしれません。

「新幹線」のメリット・デメリット

新幹線のメリットとデメリットも紹介していきます。

北は北海道、南は九州までが路線で結ばれた新幹線は、非常に便利な交通手段です。

メリット

■本数が多く利用しやすい

新幹線は1日の本数が多いため、利用しやすいのが魅力です。時期による混雑はあるものの、直前でも指定席切符を購入できる可能性があり、急な出張の予定にも対応しやすいです。

■移動時間を短縮できる

新幹線は速度が速く、移動時間を短縮できるのが最大のメリットではないでしょうか。同じ路線でも、停車駅が少ない便を選べばさらにスピードアップが可能です。

在来線とのアクセスも良く、比較的スムーズに目的地にたどり着けるでしょう。

デメリット

■料金が高い

新幹線は便利な反面で、料金が高い乗り物です。東京~大阪間では往復でおおよそ3万円もかかるため、これにホテルの宿泊費なども加えるとさらにコストが高くついてしまいます。

■自由席では座れないことも

料金が高い新幹線でも、自由席を選べば、比較的コストを抑えて移動ができます。ただし自由席は座れないこともあるので、場合によっては眠れず、翌日の行動にも支障が出ます。

■終電があるため現地で過ごせる時間が限られる

終電が決まっていて、現地で過ごせる時間が限られてしまうのも新幹線のデメリットでしょう。本数が多くても、終電の時間は意外と早いです。

乗り継ぎが必要な場合は、さらに早めの出発になります。

お得に移動するなら「夜行バス」がおすすめ!

交通手段を選ぶ際に重視するポイントはさまざまですが、お得に移動するなら、夜行バスがおすすめです。

夜行バスと新幹線は、どちらも利便性が良い交通手段です。ですがコスパの良さでは、夜行バスが圧倒しています。

移動にかける交通費を抑えることができれば、その分、旅の費用に余裕が生まれます。浮いたお金を好きなことに使えるため、夜行バスは旅を充実させたい人にぴったりです。

車内の構造やシートを選んで、自分に合うスタイルで旅ができるのも夜行バスの魅力でしょう。個室のように仕切られたシートや足元のスペースがゆったりしているシートなら、長時間の移動でも疲労を感じにくく、快適に過ごせるのでおすすめです。

なかでもバスブックマーク幅広い条件で検索ができるため、希望に沿った夜行バスを探しやすくなっています。

バスブックマークは、高速バスや夜行バスの専門予約サイトです。東京や大阪を中心に、全国各地の都市間を結ぶ夜行バスを格安で予約できるため、リーズナブルに快適な旅を楽しみたい方は、ぜひご利用ください。

バスブックマークは出発地や目的地、出発日時だけでなく、バスの特徴も指定して検索が可能です。シートのタイプや女性専用車、ゆったり座れるといった条件を細かく指定すれば、自分にとって過ごしやすいバスが見つかるでしょう。

気軽に旅に出たい方、ハイグレードな夜行バスで快適な移動時間を過ごしたい方も、お気軽にバスブックマークにお問い合わせください。

まとめ

夜行バスと新幹線、どっちも利便性が良い交通手段ではあるものの、コストパフォーマンスの面では、夜行バスがおすすめです。

バスブックマークのような予約サイトを使えば、急な出張が入ったときでも、ふらっと出掛けたい一人旅にも対応しやすいです。バスでの移動の際はぜひ検討してみてください。