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高速バスは予約した上で利用するのが一般的
高速バスは同じバスでも路線バスとは異なる点が多く、予約をした上で利用することが一般的です。路線バスと違って予約なしだと、停留所で待っていても乗車できないことがあります。ただ、高速バスの中でもすべてが予約制ではありません。
座席指定制と座席定員制がある
高速バスは主に、座席指定制と座席定員制の2つがあります。
座席指定制は、その名称通り、座席があらかじめ決められている高速バスのことです。予約をすることを前提にしており、予約時に座席を指定します。
新幹線の指定席のようなイメージで捉えておくと良いでしょう。基本的に予約なしで乗車することはできません。夜に乗車して翌朝に目的地に到着する夜行バスのほとんどがこの座席指定制のバスです。
これに対して、座席定員制というのは、路線バスのように予約なしで乗車できる高速バスのことです。予約なしで、停留所で乗降できて座席もその場で自由に選べます。運賃も路線バスと同じように降車時に支払う仕組みです。高速道路を走行しますが、路線バスに近いものだと捉えて良いでしょう。
どちらのタイプの高速バスも、安全を確保するために立ち乗りは禁止されています。予約なしで乗車できる座席定員制の高速バスは、座席がすべて埋まってしまうと、乗車できなくなる点に留意しておきましょう。
満席で乗車できなかった場合には、ほかの交通手段を探すか、次の便を待たなければなりません。
また、1台のバスで座席指定制と座席定員制が混在しているケースもあります。この場合も満席の可能性があり、予約なしだと確実に乗れるとは限りません。
長距離の移動はほとんどが座席指定制
高速バスの中でも、夜に出発して翌日の早朝に目的に着く夜行バスの場合には、ほとんどが座席指定制です。そのため、乗車の際にはあらかじめ予約をしておかなければなりません。
座席定員制の高速バスは、終点まで1~2時間程度で着くくらいの距離を走行するバスが多いです。日帰りで少し遠くに遊びに行く人や、通勤通学などでよく利用されています。
座席定員制の夜行バスも一応ありますが、あまり一般的ではありません。見つけたとしても、確実に乗車できるとは限らないため、予約をした上で利用するのが無難です。
高速バスの予約方法
高速バスを予約するときの方法と、乗車時の確認方法について見ていきましょう。
ネットで簡単に予約できる
高速バスを予約する際には、予約用のサイトを利用する方法が便利です。予約用のサイトでは、行き先や日時などから高速バスの便を探せるようになっており、必要事項を入力したり選択したりするだけで予約できます。
ほとんどの予約サイトでは初回利用時にアカウントの作成が必要です。初めて高速バスを利用する場合には作成しておきましょう。
希望する条件に合う便がなかなか見つからないこともありますが、見つかりさえすれば予約手続き自体は非常に簡単です。インターネット通販などを利用したことがある人なら、戸惑うことはほぼないでしょう。
料金の支払いはクレジットカードやコンビニ払いなどが一般的です。路線バスと違って降車時に支払うのではなく、あらかじめ支払っておきます。
また、バス会社によっては、営業所などの窓口でチケットを購入する方法や、電話での予約に対応しているところもあります。自宅や職場の近くに、高速バスの予約が可能な営業所がある場合には、窓口で予約するのも良いでしょう。
乗車時にはどのようにして予約を確認するのか
予約を済ませて料金も支払い済みなら、当日は乗車するだけです。ただ、予約している人かどうかを確認する方法が気になる人もいるでしょう。
予約画面を印刷したものやスマートフォンに表示されたものを提示して、予約を確認するバス会社が多いです。スマートフォンの画面を提示する場合には、スクリーンショットを取っておくと良いでしょう。
また、コンビニ払いの場合には、入金をバス会社の方で確認してから予約が完了します。そのため、入金確認メールや、コンビニで料金を支払ったときに受け取る領収書などを提示して確認することが多いです。
このほかに、乗車時に自分の氏名や予約番号などを口頭で伝えて、予約を確認するバス会社もあります。
予約確認で提示するものがある場合には、家を出る前に忘れてないかどうか確認しておきましょう。また、学割や障害者割引などを利用する場合には、学生証などの証明書も必要です。
今日高速バスに乗りたい場合には
高速バスに乗る予定でも、予約をしていなかった場合にはどうすれば良いのか見ていきましょう。
予約サイトによっては当日予約も可能
予約と聞くと、何日か前から済ませておかなければならないものだと思っている人も多いでしょう。しかし、高速バスの予約に関しては、必ずそうとは限りません。当日の予約も受け付けているバス予約サイトも多いです。
そのため、今からでもバス予約サイトをチェックしてみて、予約できるようであれば済ませておきましょう。正常に予約が完了すれば、問題なく乗車することができます。
当日予約が可能な場合には、予約の締め切り時刻もチェックしておきましょう。当日の15時くらいに予約を締め切るバス予約サイトやバス会社が多いです。遅いところだと当日の18時までのところや、出発の20分前までのところなどもあります。
20分前なら、予約なしに近い感覚で乗車できるでしょう。その上、確実に乗ることができます。
ただし、当日予約の扱いに関しては、予約サイトだけでなくバス会社によっても違ってくるため注意が必要です。予約サイトでは複数のバス会社を扱っていることが多く、その中には当日予約に対応していないバス会社が混ざっていることもあります。
また、バス予約サイトとバス会社の両方で当日予約に対応していても、まだ空いている席があるとは限りません。特にゴールデンウィークや年末年始など利用者が多い時期には、早い段階から予約が埋まってしまうことが多いです。
早めに予約を済ませておくのに越したことはありません。
バスブックマークなら当日予約可能で希望に合うバスを探しやすい
今日高速バスに乗りたくて、当日予約が可能なバス予約サイトを探しているなら、バスブックマークを利用してみてはいかがでしょうか。乗車日に今日の日付を入れて出発地と到着地を選択するだけで、今から予約可能なバスの便を表示させることができます。その中から好きな便を選ぶだけです。
ほかのも希望する条件があれば、詳しく指定して探すこともできます。たとえば、3列独立シートやトイレ付きなどの条件を絞って探せるので便利です。
また、高速バスを利用する人の中には、できるだけ安い便を選びたいと考えている人もいるでしょう。バスブックマークでは、区間ごとに最安値情報が表示しているので分かりやすいです。
高速バスを予約するなら、ぜひバスブックマークを利用してみてください。
まとめ
高速バスは予約をした上で利用するのが一般的です。旅行や帰省などで利用する際には、忘れずに予約を済ませておきましょう。
予約の締め切りはバス予約サイトやバス会社によって異なりますが、当日でも受け付けているところが多いです。もし、予約をしていなかった場合でも、バス予約サイトで予約可能かどうか確認してみましょう。