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名古屋(愛知)から東京までの主な移動手段は「4種類」
名古屋-東京間の主な移動手段(公共交通機関)としては、飛行機、新幹線、普通電車(在来線)、高速バス・夜行バスの4種類が挙げられます。
名古屋―東京間の交通手段まとめ | ||
移動手段 | 料金目安 | 所要時間 |
飛行機 (中部国際空港-羽田空港) |
8,400円~ | 約1時間 |
新幹線 | 10,560円~11,700円 | 1時間40分~2時間40分 |
普通電車(在来線) | 6,310円~ | 6時間~ |
高速バス・夜行バス | 約2,000円~ | 5~8時間 |
※2023年9月時点
料金は高速バス・夜行バスが圧倒的に安く、移動時間は飛行機を利用した場合が短いです。
また、新幹線を利用した場合、ひかりとのぞみの所要時間はほとんど同じですが、こだまを利用した場合は約2時間40分かかります。
名古屋駅、東京駅はどちらもアクセス環境が良いため、行き先が市内や都内であれば、飛行機を使うよりも大変便利です。
普通電車(在来線)は新幹線よりも安く利用することができますが、移動するのに時間がかかります。ただし、特急料金が不要な分だけお得に移動することができます。
【飛行機編】名古屋から東京まで格安で移動する方法
名古屋―東京間を飛行機で移動した場合の、メリット・デメリットならびに、航空券を格安で利用する方法を見ていきます。
飛行機のメリット・デメリット
【メリット】
・短時間で移動できる
・マイルが貯まる
・座席を選択できる
・座って移動ができる
【デメリット】
・LCC(格安航空会社)が就航していない
・フライト数が少ない
・予約のタイミングによってはほかの移動手段よりも高い
・搭乗するまでに時間がかかる(保安検査など)
・空港まで出向く必要がある
飛行機を格安で利用する方法
一番安い航空券は、早期購入割引運賃になります。75日前・55日前・45日前・28日前・21日前など、早い予約であればあるほど安く航空券が購入できます。
タイムセールとして期間限定で不定期に販売されるお得な運賃もあり、予約するタイミングによっては格安で購入できる場合もあります。
また、別の手段としては金券ショップで株主優待券を購入し、割引価格で搭乗するのも方法のひとつです。株主優待券を利用すると、普通運賃の半額程で搭乗することができます。
【新幹線編】名古屋から東京まで格安で移動する方法
名古屋―東京間を新幹線で移動した場合のメリット・デメリットならびに、新幹線を格安で利用する方法を見ていきます。
新幹線のメリット・デメリット
【メリット】
・名古屋駅なら名古屋市内、東京駅なら都内の中心地にあるため、乗車前や乗車後の時間が有効活用できる
・運行本数が多く、乗り遅れても次便に振替しやすい
・座席間隔が広くて足元が快適
・乗車手続きが簡単
【デメリット】
・飛行機よりは安いものの、高速バスに比べると高い
・1社独占状態なので、価格競争が起こらず、高止まりしている
・荷物を持って移動する必要がある
・自由席の場合、満席だとデッキや通路に立って移動となることもある
新幹線を格安で利用する方法
旅行会社が提供するホテルとセットの新幹線パックを利用すると、往復の新幹線代が安くなります。1泊2日の場合であれば5,000円~10,000円ほど安くなるのでお得です。料金は約17,000円からの設定となります。
また、「こだま」に乗車する場合には、「ぷらっとこだま」がおすすめです。JR東海ツアーズが販売しており、「こだま」の指定席乗車券と1ドリンクの引換券がセットになっています。通常期であれば、名古屋―東京間を8,600円で利用することができます。
家族や友人など、2人以上で「こだま」を利用するなら、片道ひとりあたり8,050円で乗車可能な「EXこだまファミリー早特」を購入すると良いでしょう。
新幹線をこれまでに利用した人のなかには、金券ショップで回数券を購入した経験があるかもしれません。しかしながら、チケットレス乗車券やICカード乗車券の普及により、JR各社は2022年3月31日までに新幹線回数券を廃止(一部区間を除く)しています。名古屋―東京間も例外なく販売終了となっているので注意が必要です。
【普通電車編】名古屋から東京まで格安で移動する方法
名古屋―東京間を在来線で移動した場合のメリット・デメリットならびに、在来線を格安で利用する方法を見ていきます。
普通電車のメリット・デメリット
【メリット】
・飛行機や新幹線よりも安く利用できる
・観光しながら移動ができる
・出発時間ギリギリまで時間を有効活用できる
【デメリット】
・移動時間に6時間以上かかる
・何度も乗り換えが必要
・時間帯によっては座席に座れないことがある
・シートの快適さは期待できない
在来線を格安で利用する方法
「何回も乗り降りする」「家族や親戚、友人などと一緒に行く」という場合には、「青春18きっぷ」を利用すると良いでしょう。
若者が対象のきっぷだと思う人も少なくありませんが、「青春18きっぷ」は年齢に関わらず、誰でも利用できるお得なきっぷです。
毎年、春・夏・冬に販売され、日本全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーに1日乗り放題で利用できます。
きっぷは5回(人)分が1セットになっており、1人で5回利用するか、5人のグループで1回利用することができます。1回分だけのバラ売りはなく、グループで利用する場合は同一行程の移動に限られます。
また、金券ショップであればJR株主優待券を購入することが可能です。優待券1枚の使用で運賃(乗車券)と料金(特急券など)ともに50%割引で乗車することができます。
【高速バス編】名古屋から東京まで格安で移動する方法
名古屋―東京間を高速バスで移動した場合のメリット・デメリットならびに、高速バスを格安で利用する方法を見ていきます。
高速バスのメリット・デメリット
【メリット】
・公共交通機関で一番安い
・夜行バスなら宿泊費がかからない
・女性専用車も存在する
・昼夜問わず主要都市間をダイレクトに結んでいる
・夜行バスなら早朝到着で時間を有効活用できる
【デメリット】
・5-8時間もの移動時間がかかる
・座席が窮屈に感じる場合がある
・夜行バスでは寝付けない人もいる
高速バスを格安で利用する方法
交通費を安く抑えられる高速バスですが、春休み、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始といった繁忙期、あるいは週末などは運賃が高くなります。コスパ重視で選ぶなら、閑散期や平日の移動がおすすめです。
また、予約するタイミングによっては格安でチケットを購入することができるため、こまめに高速バスのサイトをチェックすると良いでしょう。
バスによって、設備やサービスも異なります。ゆったり3列シート、女性専用車・専用席、トイレ付、フリーWi-Fi、コンセント付など、移動時間を快適に過ごすためにもバスタイプの比較は重要です。
高速バス・夜行バスの予約サイト『バスブックマーク』なら、希望する条件のバスを最安値で検索することができます。シートタイプやサービス、設備など詳しい条件を入力することができるので、効率良く探すことが可能です。
まとめ
名古屋―東京間を日帰りで往復する予定であれば、ほかの移動手段に比べて料金は高くなりますが、新幹線がスムーズです。
しかし、格安に移動することを最重要としている場合や、宿泊をともなう移動であれば、交通費や宿泊費を抑えられる夜行バスも良いでしょう。その場合は、バスブックマークで希望の条件に合う最安値のバスを探してみてください。
各交通手段のメリットやデメリットを比較検討しながら、自分にぴったりの移動手段を選びましょう。