富士急ハイランドへの行き方!安くお得に楽しむ方法を解説

富士急ハイランドは、日本最大級の規模を誇る遊園地です。ギネス世界記録に認定されたアトラクションも多く、特に絶叫マシンが有名です。園内から富士山を眺めることもでき、観光スポットとして高い人気があります。 そんな富士急ハイランドを安くお得に楽しむには、どのような方法があるのでしょうか。今回は、富士急ハイランドに行く際に費用を抑える方法を紹介します。


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Contents

富士急ハイランドの魅力や楽しみ方

最初に、富士急ハイランドとはどのような遊園地なのか、アトラクションやイベントキャラクターなどについて紹介します。

国内屈指の絶叫マシン

富士急ハイランドといえば、最初に絶叫マシンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。昭和44年のグランドオープン以来、世界一にこだわったアトラクションを数多く発表しています。

アトラクションの中にはギネス世界記録の認定を受けたものも多くあります。「FUJIYAMA」は平成8年に「高さ、最高時速、巻き上げの長さ、最大落差」4つの項目で世界一を樹立しています。その後、「ドドンパ」・「ええじゃないか」・「ナガシマスカ」など、数多くのアトラクションがギネスの認定を受けました。2017年の時点で、富士急ハイランドのアトラクションは14個のギネス記録を持っているのです。

また、富士急ハイランドでは、5年ごとに大型コースターを新設またはリニューアルしています。こうした取り組みも富士急ハイランドの魅力を高めている要因です。

お化け屋敷やダイナミックなイベントも魅力

富士急ハイランドの魅力は、絶叫マシンだけではありません。お化け屋敷やダイナミックなイベントなども高い人気を誇っています。

お化け屋敷は、2022年現在「戦慄迷宮~慈急総合病院~」の名称で運営されており、世界最大級のホラーアトラクションとなっています。世界一怖い肝試しと呼ばれる恐ろしさに、途中でリタイアする人が続出しているほどです。

また、富士急ハイランドではダイナミックなイベントも有名です。開業当初は大サーカスを行なっていましたが、現在では春から秋のはじめ頃にかけて音楽イベント「サウンドコニファー229」を開催しています。多彩なイベントで幅広い世代が楽しめる点も魅力のひとつです。

公式キャラクターも人気

富士急ハイランドには、「絶叫戦隊ハイランダー」という公式キャラクターが存在します。自由奔放な行動で、やる気がないヒーローです。お客さんが困った姿を見ても、助けることはありません。ヒーローが悪者という奇抜な設定なのです。

そんなハイランダーの悪行を正すのは、見た目は悪そうでも心は正義感に満ちたジュッカー達です。このようなあべこべ感は富士急ハイランドならではのパロディといえるでしょう。

富士急ハイランドに行く方法

富士急ハイランドに行くには4つの交通手段があり、出発地によって使える交通手段が変わってきます。それぞれの手段について細かく見てみましょう。

飛行機

北海道や九州・沖縄から富士急ハイランドへ向かう際には、飛行機の利用が必要不可欠です。ただし、富士急ハイランドがある山梨県には空港がないため、近隣の空港を利用しなくてはいけません。

山梨県から1番近い空港は羽田空港・2番目に近い空港は成田空港です。各地からいずれかの空港に到着後、電車やバスなどを利用して富士急ハイランドへ向かいます。

他の移動手段に比べ交通費が高額になるうえ、現地への到着も昼過ぎになるため、1泊以上のスケジュールを組む必要があります。

高速バス

東京・名古屋・大阪などからであれば、高速バスを使って現地に向かうこともできます。富士急ハイランドへの直行便もあるので、高速バスを利用すれば乗り換えの手間がありません。出発地によっては移動時間が4時間以上となる場合もありますが、他の交通手段に比べ安く抑えられるのも魅力です

富士急ハイランドに隣接している「ハイランドリゾート ホテル&スパ」の駐車場に、高速バスのターミナルが設置されています。

また、高速バス・夜行バスはコツさえ押さえられればさらに費用を節約できます。以下の記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

夜行バスを安い価格で乗れる方法はさまざま!最安値で乗る方法

自家用車・レンタカー

各方面から、自家用車やレンタカーなどを利用して富士急ハイランドへ向かうことも可能です。車を利用すると時間を気にせず行動できます。

高速道路を利用すれば移動時間の短縮も図れるでしょう。ただし、高速道路の料金やガソリン代がかかるほか、出発地によっては1日で到着できないと途中の宿泊費もかかります。千葉や高崎、水戸などの東関東方面から向かう場合、バスや電車と比べて費用や移動時間はほぼ変わりません。

富士急ハイランドへの距離はもちろん、大人数での乗り合わせや道路の混み具合などを踏まえて選ぶと良いでしょう。

新幹線・電車

新幹線で行く場合の富士急ハイランドの最寄り駅は、東海道新幹線の新富士駅です。新富士駅は便数が少ないだけでなく、新富士駅からのバスや電車による移動時間もかかります。日帰りをする場合は現地での滞在時間が短くなるため、現実的とはいえないでしょう。

電車での最寄り駅は、富士急行線の富士急ハイランド駅です。東京駅からは、JR中央線と富士急行線を乗り継いで、およそ2時間かかります。新宿駅から直通電車「富士回遊」も運行されていますが、本数が少ない点をネックと感じる人もいます。

移動手段ごとの費用感

富士急ハイランドへ向かう交通手段ごとの特徴や行き方などを紹介しましたが、それぞれの手段でどのくらい費用がかかるのでしょうか。移動手段ごとの費用感について見てみましょう。

飛行機

札幌の新千歳空港から羽田空港または成田空港までは、往復25,000円程度かかります。博多にある福岡空港も、ほぼ同じ費用感です。

さらに、空港から富士急ハイランドまでの移動にも電車代やバス代が必要になります。空港から富士急ハイランドまで、往復バスとフリーパスがセットになったチケットが販売されていますので、利用するとお得かつ便利です。

高速バス

大阪から富士急ハイランドまで夜行バスに乗ると10時間ほどかかりますが、片道5,000円以内で行けることがあります。名古屋から夜行バスに乗った場合でも交通費はほぼ同じです。十分な移動時間を確保できるなら、高速バスは効率良く移動ができるうえ、宿泊費もかからないため旅費を削減できます。

また、高速バスや夜行バスを利用する際は、好みの条件からバスを検索できるサイトの利用がおすすめです。バスブックマークは希望の発着地やバスのグレード、バス車内の設備など、細かく条件指定することができます。

快適に移動するために、ぜひバスブックマークをご利用ください。

自家用車・レンタカー

自家用車やレンタカーを利用して富士急ハイランドへ向かう場合は、通行する高速道路の料金を事前に調べておくと安心です。東京などの首都圏からであれば、普通車で片道3,000円から4,000円程を見込んでおきましょう。

また、ガソリン代は車種や燃費などによって大きく異なります。加えて、現在は価格が高騰しているため、安いガソリンスタンドを利用するのもひとつの方法です。

現地に到着すると、普通車の駐車料金が平日では1,500円・土日祝日および繁忙期は2,000円かかります。駐車料金は予告なく変更される場合があるため、出発前に再度確認すると確実です。こちらの富士急ハイランドの公式ページからすぐに確認できます。

新幹線

日本の各エリアから新幹線で富士急ハイランドに向かう場合、新富士駅で下車しなければなりません。その場合の料金は、数万円程度かかることを見越しておきましょう。

また、新富士駅で下車後は電車やバスを乗り継ぐ必要があります。4,000円〜7,000円必要になるため、全体で見ると飛行機とほぼ同額の交通費がかかる可能性も考えられます。

電車

新宿と大宮、千葉と高崎などの関東方面からであれば、おおむね1,500円〜4,000程度の費用がかかります。それぞれでルートが複数あり、ルートによっては移動時間や料金が大きく変わる場合があります。

移動時間と金額のどちらを優先するのかを吟味したうえで、切符を手配すると良いでしょう。

まとめ

富士急ハイランドへ行くのに費用を安く抑えたい場合は、高速バスがおすすめです。遠方からであっても空港や駅からバスを使うと、少しでも費用を抑えることができます。また、高速バスの検索にはバスブックマークがおすすめです。お好みの条件でバスを利用し、快適な移動を実現させましょう。