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夜行バス車内でヘアアイロンは使用NG
実は、夜行バスではコンセントを使ってヘアアイロンを使用できません。コードレスも同様に使用を控えた方が良いです。
では、なぜ車内でヘアアイロンの使用がNGなのでしょうか。それぞれの理由について解説します。
車内のコンセントでは電力が足りない
夜行バス車内に設置されているコンセントは100V以下で、スマートフォンの充電程度にしか使えません。ヘアアイロンは150V~240V必要なので、使用することでコンセントが故障してしまうおそれがあります。
また、最悪の場合はバス全体で電気が使えなくなる可能性があり、損害賠償を請求されることもあり得るのです。そうした事態にならないためにも、ヘアアイロンの使用は控えた方が良いでしょう。
コードレスタイプでも利用すべきではない
ヘアアイロンには、電源が必要なく、電池で動くコードレスタイプもあります。しかし、夜行バス車内は揺れもあり、自分や他人への火傷リスクがあるので危険です。そもそも、ヘアアイロンを使用すると臭いもあって迷惑がかかるおそれがあります。
夜行バス利用時にヘアアイロンをしたい場合
夜行バスを利用する場合、どこでヘアアイロンを使えば良いのでしょうか。ヘアアイロンが使えそうな場所について紹介します。
休憩時のサービスエリアでの利用は難しい
休憩時に必ず停車するサービスエリア内のトイレにあるコンセントは掃除用のものであり、個人利用は控えるべきでしょう。どのようなトラブルが起こるかわからないので、使用はおすすめできません。
サービスエリアによっては、ヘアアイロンが使えるパウダールームが設置されている場合もあります。パウダールームがあるサービスエリアならヘアアイロンの使用が可能です。
ただし、時間帯によってはパウダールームやトイレは混雑していて、ヘアアイロンを使えないことも考えられます。そもそも休憩時間が短く、ヘアアイロンでセットするのに十分な時間を取れない可能性もあるでしょう。
またヘアアイロンは使用後に非常に熱くなっているため、すぐにバッグに片付けられません。熱いままバッグに入れた場合、ほかの荷物が溶けたり発火したりするおそれもあります。
降車後にヘアアイロンを使える場所
乗車中や休憩中は難しくても、降車後ならヘアアイロンが使える場所がたくさんあります。その一例を紹介します。
駅または周辺の商業施設内にあるパウダースペース
駅や商業施設などのトイレに併設されていることが多いパウダースペースは、基本的に無料で利用できます。夜行バスが到着するのが早朝の場合は、商業施設が開店していないので注意が必要です。
駅のパウダースペースの場合、時間帯によっては混んでいる可能性があるので、注意しましょう。とくに通勤時間帯は混みやすい傾向があります。
ネットカフェやマンガ喫茶
ネットカフェやマンガ喫茶は、比較的安価で24時間利用できます。時間帯によっては混んでいる可能性もありますが、個室が利用できるため一時的な拠点としても利用可能です。夜行バスが目的地に到着してからの身支度の場所としても、時間をつぶす場所としても便利に使えます。
夜行バスが到着するバスセンターやターミナルの近くに、ネットカフェやマンガ喫茶がないか事前にチェックしておきましょう。
バス会社のラウンジ
バス会社によっては、利用客のためにラウンジを用意しているところもあります。ラウンジによって利用料金がかかる場合もあるので、利用を考えている人は前もって調べておくと良いでしょう。
バス会社のラウンジなら、夜行バス利用者向けのサービスが充実しているため、ヘアアイロンの利用以外でも重宝します。乗車する夜行バスのバス会社にラウンジがあるなら、ぜひ利用してみましょう。
夜行バスでヘアアイロンを使わずにヘアスタイルを整えるコツ
夜行バスを利用するときは、ヘアアイロンを使う必要のないヘアアレンジにするのもおすすめです。夜行バスではヘアアイロンを使用できないうえ、ヘアアイロンが使える施設を探すのも手間がかかります。
ここでは、夜行バス利用時にヘアアイロンを使わなくてもできるヘアスタイルやセットのコツを紹介します。
髪型を工夫すれば移動中や到着後も安心
髪型を工夫することで、ヘアアイロン不要な髪型にできます。到着後までキープできる髪型にチャレンジしてみましょう。
たとえば、ボブカットの人は、ヘアアイロンで内巻きにしている人が多いですが、内巻きをやめて外ハネにしてみるのもおすすめです。
また、髪の毛が長い人は、ヘアアイロンを使って巻き髪にしている人も多いですが、フィッシュボーン等の編み込みスタイルなどにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
また、出発前にヘアセットをしっかりしておくのもおすすめです。ヘアスプレーをかけておけば到着までキープすることができます。寝るときなどに髪の毛に跡がつかないように気をつけるようにしましょう。
髪型が気にならないコーディネートにする
それでもヘアアイロンを使わないと難しいという人は、髪型が気にならないコーディネートにするのもおすすめです。たとえば、ラフなキャップスタイルなら髪型を隠すことができるので、あまり気になりません。
ほかにも、ファッションに合わせてベレー帽などでおしゃれに決めるのも良いでしょう。気になるところは隠して、帽子を主役にしたファッションにチャレンジしてみることをおすすめします。
旅行で使える便利なヘアケア・ヘアセット用品を用意する
自宅にいるときはたくさんのヘアケア用品を使ってヘアセットができますが、旅行になると持って行けるものが限られます。
旅先で使えるヘアケアアイテムとして、ヘアブラシ(櫛)と鏡は必須です。ほかにも髪の毛をまとめたい人はヘアゴムやヘアアクセも用意しましょう。
前髪を巻きたい人は、前髪カーラーがおすすめです。充電式の前髪カーラーがあるので、ひとつ持っておくと便利でしょう。また、寝癖がつきやすい人は、寝癖直しスプレーなど寝癖を整えるアイテムも必要です。
寝癖を直したいのか、前髪がすぐへたれるのを直したいのかなど、自分の髪質や髪型に合ったものを必要な分だけ厳選すると、かさばらずに済みます。自分に合うグッズを試してみましょう。
夜行バス選びも重要
ヘアスタイルを崩れないようにするには、夜行バス選びも重要です。ゆったりしたシートだとヘアスタイルも乱れにくくなります。独立シートであれば、簡易的な身支度やヘアセットも可能です。
また、目的の時間よりも少し早めに到着するなら、ヘアセットをする余裕もあります。身支度が可能な施設を探すこともできるので、時間の調節も視野に入れて夜行バスを選ぶと良いでしょう。
目的に合った夜行バス選びなら、バスブックマークがおすすめです。さまざまな条件を指定して検索できるので、希望に合った夜行バスを利用できます。ぜひ一度検索してみてください。
まとめ
今回は、夜行バスでヘアアイロンが使えるのかどうかについて紹介しました。夜行バスではヘアアイロンは使えないので、到着後にヘアアイロンが使える施設を探しましょう。また、崩れにくい髪型やヘアアイロンを使わずにできる髪型もおすすめです。
少し早い時間に到着して身支度やヘアセットをしたいという場合は、バスブックマークで早朝に到着する夜行バスを検索することもできます。希望の条件で検索できるので、快適に移動することが可能です。ぜひご利用ください。