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夜行バスを比較する条件について
夜行バスを選ぶ際、比較材料として「値段」と「快適さ」、「安全性」の3つのポイントが挙げられます。どのポイントを優先するかは人それぞれですが、乗車の際にどの点を重視したいかを決めた上で選ぶと、後悔することは少ないはずです。さっそくそれぞれのポイントについて、詳しくみていきましょう。
値段で選ぶ
夜行バスを値段で選びたい方は多いでしょう。同じ行き先でも予約サイトやプランなどの要素によって価格設定は異なり、少しでも安くしたいという方はチェックしておきましょう。
夜行バスの料金に影響を与える要素として挙げられるのがシートタイプです。シートの列数やグレード、快適性などによって料金は変動します。
また、乗車の時期も大きな要素です。お盆やお正月、夏休み、休前日などは料金が下がりにくい傾向があります。この時期に安く乗車したい場合には、早めの予約で比較的リーズナブルなチケットを購入できることもあるので、チェックしておくと良いでしょう。
快適さで選ぶ
長距離、長時間の移動となる夜行バスは快適さも重要なポイントです。とくに降車後に仕事や重要な面接などが控えている場合は、できるだけストレスなく快適に過ごせる夜行バスを選ぶと安心できます。
快適性は特にシートに左右されます。広い座席や座り心地の良いシートなどを備えた夜行バスを選ぶと、車内でもゆったりと過ごせるでしょう。
一般的な4列シートタイプではなく、3列シートタイプを選ぶとリラックスして眠れます。他にもシートのクッション性にこだわっていたり、フラットに近い状態までリクライニングできたりなど、独自のサービスを打ち出しているバス会社もあるため、快適さを特に重視したい方はこういったタイプの夜行バスを選ぶのがおすすめです。
また、トイレ付きや、ブランケット、スリッパ、歯ブラシなどのアメニティが充実している夜行バスもあります。ただし、サービスが充実すればするほど価格も上がりやすいため、予算と相談しながら検討しましょう。
安全性で選ぶ
長距離を走行する夜行バスにとって安全性も重要なポイントです。過去には夜行バスによる大きな事故が繰り返し発生したこともあり、安全性は決して軽視できません。
安全で安心できる運行を行っているかどうか見極めるにはいくつかポイントがあります。
まずは長距離便の場合、運転手が2交代制かどうかをチェックしましょう。現在走行距離400キロ以上の路線では、運転手を2人で交代して乗務することが法律で義務づけてられています。
次にどういった安全システムが導入されているかチェックしましょう。衝突防止補助システムや眠気検知センサー、ドライブレコーダーなど、現在は事故を未然に防止するためにさまざまなシステムがあります。これらの情報はバス運行会社のホームページに記載されているので、確認しておくと良いでしょう。
また、乗務員の健康管理をきちんと行っているかもチェックしておきたいポイントです。出勤時の体調チェック、アルコールチェックなどを行っていると安心です。これらの情報もバス運行会社のホームページに記載されていることが多いため、可能であれば確認しておきましょう。
もちろん法律でさまざまな基準が定められ、多くのバス会社が遵守していますが、プラスアルファの安全対策を行っているとより安心して乗車できます。
以下のページでも、バス会社の安全対策に関してご紹介しています。
「夜行バスは危険って本当?事故や新型コロナウイルスへの取り組みを紹介」
夜行バスの目的・希望別おすすめプラン
「選び方のポイントはわかったけれど、いろんなプランがあってどれが良いのか分からない」と思われる方も多いかもしれません。そこでここでは選び方のポイントを踏まえた上で、おすすめのプランを紹介します。
値段で選ぶなら4列シートのシンプルプラン
値段の安さを重視したい場合には、4列シートのプランがもっともリーズナブルでおすすめです。一度に乗車できる人数が多いため、価格が安くなります。アメニティなどは用意されていない、最低限のサービスのみのシンプルなプランだとより安いでしょう。
また、数ヶ月〜数週間前から予約する「早割プラン」なら、さらに安い価格となっていることもあります。先の予定が決まっている場合には、こまめにチェックしておくことをおすすめします。
快適さで選ぶなら3列シートやトイレ付きプラン
乗車中の快適性で選ぶなら、ゆったりと座れる3列シートタイプのバスを選ぶと良いでしょう。リクライニングやフットレストの付いたシートであれば、さらにゆったりと過ごせます。
また、途中でトイレに行きたくなるかもしれないと不安がある場合には、トイレ付きのバスを選ぶと安心です。バスによってはトイレがないタイプも多く、休憩も決められたサービスエリアなどでのみ降車となるので、お腹の弱い方などはチェックしておきましょう。
できるだけ荷物を減らしたいと考えているなら、アメニティの豊富なプランを選ぶと良いでしょう。スリッパや歯ブラシ、マスクなどアメニティにこだわったバスプランも多くあります。セルフサービスの飲み物や、簡単な朝食付きのプランもあり、身軽に快適に過ごしたい方にぴったりです。
安全性なら乗務員2名や女性専用便のプラン
安全性を優先したいなら、2名の運転手が交代して乗務しているバスを選ぶと安心です。とくに深夜運行する夜行バスでは走行距離にかかわらず、2名体制で運行していると安心して乗車できます。
また、女性専用便のプランもあります。夜行バスは車内の照明を落として運行するため、不安に思う女性もいるでしょう。心配な気持ちのまま乗車するより、女性専用便を利用する方が精神的に落ち着いて過ごせるという方もいるかもしれません。
夜行バス選びの注意点と失敗を防ぐコツ
最後に夜行バスを選ぶ際に注意したい点を解説します。夜行バスを初めて予約する場合には思わぬ失敗をすることもあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
乗車場所がわかりやすいプランにする
夜行バスの乗車場所は、必ずしもわかりやすいとは限りません。とくに、始点ではなく途中の停留所から乗車する場合はわかりにくいことが多く、万が一に備えて乗車場所がわかりやすいプランにしておくと、当日慌てずに向かえます。
前日までに事前に地図で乗車場所をチェックしておくとより安心です。夜行バスは時間厳守のため、発車20分ほど前には乗車場所へ到着しておきたいものです。迷って集合時間に遅れることのないようにしましょう。
また、大きなターミナル駅やバス乗車専用の場所の場合も注意が必要です。こういった場所はバスの台数が非常に多いため、違う便に乗車しないよう、乗車予定のバスの便を確認しておくようにしましょう。
予約サイトによって価格設定が異なるので注意
夜行バスの予約はインターネットで行うのが一般的です。バス会社の公式サイトや、複数のバス会社を比較しながら予約できる比較サイトなどで予約を行います。
夜行バスは同じ会社の同じ便でも料金が異なることがあります。また、バス運行会社の公式サイトでは比較的安い料金で予約が可能ですが、サイト上で他社と比べられないため、不便かもしれません。
とくに安い料金で予約したい場合には、いくつかのサイトを見比べた上で選ぶと良いでしょう。
夜行バスを予約するならバスブックマークがおすすめ!
「バスブックマーク」は、希望に合った夜行バスを予約したい方におすすめのサービスです。
最安値の比較だけでなく、「乗務員2名」や「女性専用便」など条件を細かく絞って検索もできます。もちろんシートタイプも「4列ゆったり」や「3列独立」、「3列(2+1)」など、希望に合わせて選べるから、満足度の高いバスの旅が実現できるはずです。
まとめ
夜行バスの予約は「値段」や「快適さ」、「安全性」など、自分が重視したい条件を優先して選ぶことが成功のポイントです。バスブックマークなら希望に合ったバスプランを見つけやすく、夜行バス選びに失敗しないでしょう。かしこい夜行バス選びはバスブックマークにおまかせください。