カーテン付きの夜行バスにはメリットいっぱい!種類やマナーも

夜行バスは旅行で遠方の地域に行く際にリーズナブルな交通手段として人気です。ただし、深夜の時間帯に乗車するため、車内で睡眠を取る乗客も多いです。夜行バスの利用を考えている方は、ほかの乗客がいる車内でリラックスして睡眠が取れるのか心配ですよね。 そのような場合、プライベートな空間を守ってくれるカーテン付きの夜行バスを利用するのがおすすめです。カーテンを閉めれば個室のような感覚で利用でき、リラックスして過ごすことができます。 この記事ではカーテン付きの夜行バスのメリットや利用する際のマナーについて、詳しく解説します。


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カーテン付きの夜行バスには多くのメリットが!

カーテン付きの夜行バスには次のようなメリットがあります。

リラックスできる

夜行バスの車内では、たくさんの乗客がいることでリラックスできないと感じている人が多いでしょう。一人で夜行バスに乗車する際には、知らない人が隣の座席に座るかと思います。隣の人との距離間が近く、視線が気になるなど、乗車中はプライバシーを保つことが難しいです。

しかし、カーテン付きの夜行バスであれば、隣の人からの視線を遮断できるため、プライバシーや距離感を保つことができ、リラックスして過ごせます。

また、カーテンは隣の人が使用しているスマホやゲーム機などの光を遮断してくれるため、外からの光を気にすることなく、快適な睡眠を取ることができます。

カーテンは光だけでなく、車内の冷暖房の風も遮断してくれるので、温度調整がしやすいです。冷暖房の風が直接当たる際には、カーテンを閉めれば冷暖房の風も直接当たらないで済むでしょう。カーテンの上下には隙間が開いているため、快適な温度を保つことが可能です。

バス車内での咳が気になる場合、カーテンを閉めていれば、咳から出る飛沫も気にすることなく過ごせます。

女性も安心

女性が一人で夜行バスに乗る際には、知らない男性の隣の席になってしまう可能性もあります。男性との距離や視線が気になる女性は、異性からの視線を遮断できるカーテン付きの夜行バスを利用することがおすすめです。

また、バスの中でメイクが気兼ねなくできることもカーテンのメリットです。

夜行バスに付いてるカーテンのタイプは2種類

夜行バスのカーテンは左右にのみ付いているタイプと、前後左右に付いているタイプの2種類があります。

左右にカーテンがあるタイプ

一般的にカーテン付きの夜行バスでは、左右にカーテンが設置されています。4列シートなら窓側の席にのみ設置されていることが多いです。

3列シートで左右に2列と1列に分かれているタイプの夜行バスでは、通路側にカーテンが付いているタイプがほとんどです。そのため、2列の席はカップルや仲の良い友達同士で、1列の席は一人で利用すると良いでしょう。

3列独立シートなら窓側と通路側の両方にカーテンが設置されて、通路側が2レーンあることが大半です。それぞれの座席が隣接していないこともあり、しっかりとしたプライベートな空間で快適に過ごせます。

バスによっては3列独立シートでも、窓側の席にのみカーテンが付いているタイプもあるため、予約前によく確認しておきましょう。

前後にもあるタイプ

3列独立シートや2列シートの夜行バスだと、前後にカーテンが付いているタイプがあります。席の四方がカーテンで囲まれていて、個室に近い感覚で過ごせることができるため、よりプライベートな空間で過ごしたい方におすすめです。

左右にカーテンが設置されているタイプと違い、前後左右の周囲からスマホの光を遮ってくれるため、乗客の気配も感じにくいのが特徴です。さらに自分がスマホを使っても周りに迷惑がかかることはありません。

ただし、前後にカーテンが付いているタイプは、夜行バスの中ではハイグレードな部類に入るため、運賃がやや高い傾向にあります。

カーテン付き夜行バスに乗るときの注意点

カーテン付きの夜行バスは隣の席とのプライバシーを保ちやすいです。しかし、個室と同じ感覚で過ごすと、周囲の乗客に迷惑がかかるため、次のようなマナーを守った上で利用しましょう。

スマホに注意

カーテンを閉めていると光が遮られるということで安心してスマホを使う人も多いですが、カーテンの種類によっては光が漏れることがあります。

たとえば、左右に設置されているカーテンは、前後からの光が漏れるため、消灯後はスマホの使用を控えましょう。また、スマホでの動画視聴やゲームなどをする際には、音に注意してください。

音を出してスマホを使用したい場合は、イヤホンを使うのが望ましいです。目覚ましのアラームなども、周囲の迷惑になる可能性があるため使わない方が良いでしょう。

食べ物に注意

長時間バスに乗るため、途中でお腹がすいて何か食べたくなることもあると思います。しかし、バスの車内での飲食には注意が必要です。

夜行バスの中で飲食をすること自体は問題ありませんが、ニオイには注意しましょう。バスの中は密閉空間であるため、ニオイのきついものを食べると車内に充満してしまいます。カーテンを閉めても上下に隙間があるため、ニオイを完全に遮ることはできません。

そのため、バス車内での食事では、ニオイが強くない食べ物を選ぶようにしましょう。できれば、飲食は休憩時にサービスエリア内で済ませるのが望ましいです。

カーテンの開け閉め

カーテンを開け閉めする際には、隣の人に声をかけましょう。カーテンは通常閉めたままの状態にしておきますが、席を立つ際に黙って突然開けると隣の席の人が驚いてしまう可能性があります。

また、カーテンの開閉口が隣の席に近いと、カーテンを開け閉めする際に隣の人との距離が近くなり、黙って近づくと不快感を与えてしまうため、一言声をかけてからカーテンを開け閉めしましょう。

窓側のカーテンを開けるときは注意

隣の座席や通路との間に設置されているカーテンだけでなく、長時間バスに乗っていると外の景色を見るために窓に設置されているカーテンの開け閉めをすることもあるでしょう。

しかし、窓側のカーテンを開けると外からの光が漏れてしまう場合があります。そのため、消灯時間を過ぎてからは、窓側のカーテンを開けるのは控えた方が良いでしょう。

また、カーテンに潜って外の景色を眺める場合にもカーテンの隙間から光が漏れてしまうので注意してください。

このようにカーテン付きの夜行バスにはたくさんのメリットがあります。注意点を理解した上で、乗車することでより快適な夜行バスの旅を楽しむことができるでしょう。夜行バスでの予約は、専用の検索予約バスサイトを利用すると便利です。

高速バス・夜行バス専門の予約サイトであるバスブックマークなら、予約の手続きが非常に簡単で、初めての夜行バスを予約する人におすすめです。

最安値情報がわかりやすく表示されているので、リーズナブルなバスが簡単に探しやすく、ハイグレードなバスまでも検索することができます。また、4列ゆったりシートや3列独立シートなど、シートの種類で絞り込んで探すことも可能です。

自分にぴったりな快適な夜行バスをお探しの方は、ぜひバスブックマークを利用してみてください。

まとめ

カーテン付きの夜行バスは、プライベートな空間を守りながらリラックスして寝ることができるため、より快適な夜行バスの旅を求めている人におすすめです。予算などを考慮して、様々な種類のカーテン付きの夜行バスを選びましょう。

最後に、夜行バスのカーテンは音やニオイなどを完璧に遮断することができないので、周囲の人の迷惑にならないようにマナーを守って利用するようにしましょう。