夜行バス乗車時のメイクはどうする?気になるメイク事情を解説

深夜の高速道路を走り、遠く離れた目的地まで運んでくれるのが夜行バスです。 しかし、はじめて夜行バスを利用する方の中には、目的地に到着したあと、どこでメイクや着替えをしたら良いのかわからない方もいるのではないでしょうか。 この記事では、夜行バスを利用する際のメイク事情を解説します。バスに持ち込むと便利なメイクグッズも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。


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夜行バスに乗る前はすっぴん?メイク?あなたはどっち

夜行バスに乗る時間帯は、いつもならばメイクを落としてベッドで就寝している人が多いのではないでしょうか。夜行バスの乗車前はすっぴんが良いのか、もしくはメイクしていく方が良いのかを考えてみましょう。

乗車前はすっぴん&スキンケアがおすすめ!

大勢の乗客の方と乗り合わせる夜行バスであっても、乗車前にはすっぴんになり、スキンケアしておくことをおすすめしますが、これはお肌にかかる負担を減らすためです。詳しく見てみましょう。

お肌へのダメージを考えよう

メイクをしたまま寝ると、顔の皮脂とファンデーションの油分が混ざり合い、お肌が大きなダメージを受けてしまいます。ダメージを防ぐためにも、夜行バスの乗車前にメイクを落とした上で、スキンケアをすることが望ましいのです。

バス車内は空調などによりとても乾燥しており、肌荒れを起こす可能性もあるため、乾燥対策は欠かせません。化粧水や保湿クリームなどをつけたり、水分補給したりをこまめに行いましょう。

スキンケアにおすすめのアイテム

夜行バス車内でのスキンケアにおすすめしたいのがマスクです。すっぴんの顔を隠せるだけでなく、肌や喉などの乾燥対策にも役立ちます。市販されている濡れマスクを利用すると、より高い保湿効果が期待できます。

睡眠時に目元を覆うアイマスクも、目元周辺の保湿に効果が期待できます。安眠と保湿の両方の効果を得るために、ぜひ使ってみてください。

翌朝プルプルのお肌にしたいときは、シートマスクやコットンパックもおすすめです。ただし、どちらも長時間顔にのせたままにしておくと、シートマスクやコットンパックの水分が蒸発するときに、一緒に肌の水分もうばってしまい、かえって乾燥することがあるため注意しましょう。

夜行バスの乾燥に注意!肌・のどのガサガサを防ぐポイント

ギリギリまでメイクを落としたくない場合は?

すっぴんの方がお肌に良いことは分かっていても、バス停や集合場所まですっぴんで行くのはどうしても恥ずかしいという方もいるでしょう。この場合は、手早くメイク落としができる状態にしておくのがおすすめです。

乗車時点では、薄化粧に眉毛を描く程度のポイントメイクにおさえ、乗車後の車内やサービスエリアでの休憩時間を利用すると、時間をかけずにメイクを落とせます。手早くメイクを落とせるよう、メイク落とし用の洗顔シートやコットンなどを忘れずに持参しましょう。

夜行バスにメイクしたまま乗車した場合はどうする?

メイクしたまま夜行バスに乗車した場合、どこでメイクを落とせるのでしょうか。また、車内でのメイク落としは可能かどうか、併せて見てみましょう。

休憩所でメイクオフ

夜行バスの走行中は、途中で2回から3回程度、サービスエリアなどに立ち寄り、休憩時間が設けられます。このとき、洗顔や歯磨きと併せてメイク落としができます。

ただし、場合によっては休憩時間を短く設定していることがあるほか、場所に空きがないとメイク落としができないこともあります。時間に気を付けながら過ごし、乗り遅れないよう注意が必要です。

車内でメイクオフ

メイクをしたまま乗車した場合は、車内でメイク落としをする方も多く見られます。シートタイプのメイク落としを使うと、荷物もかさばらず座席で手軽に落とせます。メイク落としをした後は、前述の通り、肌の乾燥を防ぐためにもスキンケアを忘れずに行いましょう。

夜行バス乗車中のすっぴん隠しはこれがおすすめ!

夜行バスの乗車中でも、やはりすっぴんは恥ずかしいと感じる方がいます。ここでは、すっぴん隠しのおすすめアイテムを紹介します。

マスク
乗車中や就寝中のすっぴんを隠すために、マスクを利用している方は多いでしょう。顔の半分以上を隠せるうえに、肌の乾燥や感染症対策としても重宝されます。

帽子
マスク同様、顔が見えにくくなります。つばが広いデザインのものを選ぶと良いでしょう。

メガネ
メイクを落とした後でも、メガネをかけていると目元の変化が気になりにくいものです。

アイマスク
目元を覆うため、寝顔が見えにくいほか、安眠効果も期待できます。バス車内が消灯されても、対向車のヘッドライトや高速道路の照明がカーテン越しに車内へ入り込むと、熟睡できない場合もあるため、アイマスクが役立ちます。

すっぴんで乗り込んだ夜行バス、翌朝みんなはどこでメイクしているの?

夜行バスは深夜に出発することが多いです。そのため、バスに乗り込む際はほとんどの方がメイクを落とした状態で乗車してきます。翌朝、目的地に着いたあと、女性のみなさんはどこでメイクや着替えをしているのでしょうか。

ここでは、夜行バスを利用する方のメイク事情を見ていきましょう。

到着したバスターミナル、駅のトイレ

ほとんどの方は、到着したバスターミナルや近くの駅のトイレを利用して、メイクや着替えを行っています。トイレなら大きな鏡もあってメイクもしやすく、個室で着替えもできるので、身支度を整えやすいですよね。

しかし、バスの到着後はたくさんの方がトイレを利用するため、混雑していて利用できないこともあります。その場合は大きな荷物を抱えながら、空いているトイレを探して移動しなければならないでしょう。

サービスエリア

到着後のトイレ混雑を避けたい方の中には、途中のサービスエリアでメイクを済ませる人もいます。サービスエリアのトイレなら、ターミナルや駅のトイレよりも広くて数も多いので、混雑せずに利用できるからです。

ただし、サービスエリアでの休憩時間は15分~30分と限られているため、ゆっくりはできません。集合時間までにバスに戻らないとほかの乗客の方に迷惑をかけてしまうため、時間を見ながら行動する必要があります。

専用ラウンジ

バス会社によっては専用のラウンジを利用できるところもあります。専用ラウンジは、その会社のバスを利用した人しか使えません。

サービスエリアのように決められた時間の中でメイクすることもないため、混雑をさけながらゆっくりメイクや着替えができるでしょう。

夜行バスの車内でメイクしても大丈夫?

 

到着後にメイクをする時間がない方の中には、バス車内でメイクをしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、バス車内にはほかの乗客の方がいますから、メイクをしても良いのか迷ってしまいますよね。

ここでは、夜行バスの車内でメイクをしている人はいるのか見ていきましょう。

バスの車内でメイクしている人も多い

簡単なメイクなら、バスの車内で済ませる人も多いようです。普段からメイクに時間をかけない人であれば、メイク場所を探すよりもバス車内でサッと済ませてしまった方が良いでしょう。

しかし、中にはバスの車内でフルメイクをする人もいるようです。普段から行っているメイクであれば、バスの車内であっても問題なくこなせるのかもしれません。

バスを降りてすぐに活動できる

バスの車内でメイクをすると、目的地に到着したあとすぐに活動できるメリットがあります。小さなお子さんがいるママは、メイクのために家族を待たせられない方もいるでしょう。そのため、バスの車内でメイクする人も多いようです。

車内は揺れるのでメイクしにくい

バス車内でメイクすると、時間を有効に使えるメリットはありますが、走行中のバスは揺れやすいため、アイメイクやマスカラなど細かい部分のメイクがしづらいデメリットもあります。

何度か夜行バスを利用すると慣れている人も多いようですが、はじめのうちは簡単なメイクにした方が失敗しなくて済むのでおすすめです。

最低限のマナーには気をつける

バス車内は密室であり、多くの乗客が利用しているため、最低限のマナーに気をつけなくてはいけません。

乗客の方の中には、化粧品類の匂いが苦手な方もいるかも知れません。車内でメイクをする場合は、できるだけ短時間で済ませるようにし、化粧品以外のマニキュア・香水・ヘアスプレー・制汗スプレーなどは使わないようにしましょう。

また、メイクは思いの外、音が出ることがあります。化粧下地やリキッドファンデーションが振ってから使うタイプだったり、化粧ポーチからメイク道具を取り出したりするときなど、静かな車内では、わずかな音でも響いてしまうものです。

周囲の乗客に配慮し、ポーチからメイク用品を出す際になるべく音を立てないようにするほか、リキッドファンデーションや化粧水などを座席にこぼさないよう十分注意しましょう。

乗客の中には、目的地に到着するギリギリまで眠っていたい人もいます。また、夜中に寝付けず朝方になってようやく眠れる方もいるでしょう。周囲の方の睡眠を邪魔しないように、バスの車内でメイクをするときは十分な配慮が必要になります。

もし、周囲に気をつかわずにメイクしたい場合は、座席が独立しているタイプやカーテン付きの座席を選ぶと良いでしょう。バスブックマークなら、希望する座席タイプから夜行バスを検索して簡単に予約できます。

夜行バスに持ち込むと便利なメイクグッズ

夜行バスは、眠っている時間を利用して目的地まで移動するため、ほとんどの方はメイクを落とした状態で乗車しています。しかし、パートナーやお友達と一緒に夜行バスを利用する際に、すっぴんを相手に見られたくない方もいるのではないでしょうか。

ここでは、夜行バスの車内に持ち込んでおくと便利なメイクグッズを紹介します。

メイクしたまま眠れるコスメ

バスの車内でもメイクを落としたくない方は、24時間つけていても大丈夫なコスメを利用しましょう。

眉ティント

眉ティントなら、一度使用すれば3~7日ほど眉が消えないので、夜行バスを利用した旅行にぴったりのアイテムです。

使い方は簡単で、液体を眉に塗って数時間待てば、自然な眉毛ができあがります。眉ティントに含まれている成分も、肌にやさしい天然由来のものを選べば、色素沈着などの心配もなく安心して使用できるでしょう。

100円ショップで売られている眉テンプレートを使えば失敗も防げます。旅行前に眉ティントをしておけば、24時間いつでもきれいな眉毛をキープできます。

ファンデーション・化粧下地

しっかりメイクはしたくないけれど、肌の気になるところは隠したい人には、つけたまま眠れるファンデーションや化粧下地がおすすめです。すっぴんに見えるのに、肌のお悩みをキレイに隠してくれます。

さらに、美容成分や保湿成分が多く含まれているものを選べば、スキンケア効果まで得られるので、一石二鳥です。バスの車内は乾燥しやすいので、乾燥対策として利用するのも効果的でしょう。もちろん、日中のメイクアイテムとしても使えますので、昼用夜用と使い分ける必要もありません。

ドラッグストアで購入できるプチプラコスメの中にも、つけたまま眠れるコスメがありますので、ぜひ試してみてください。

マスカラ

透明なクリアマスカラなら、メイクしていることすらわからない程自然にカールをキープできます。まつ毛を保護するタイプのものを選べば、まつ毛を痛める心配もありません。

メイクした姿とすっぴんのギャップを周りの人に感じさせたくない方にもおすすめのアイテムといえるでしょう。

試供品

旅行中はお土産や買い物でなにかと荷物が増えるため、着替えやメイクグッズなどの荷物は最小限に抑えたいですよね。荷物をコンパクトにするには、スキンケア用品の試供品を利用しましょう。試供品なら使い終わったあとそのまま捨てられるので、荷物を徐々に減らしていけます。

普段使っているスキンケア用品に試供品タイプがなければ、トラベル用のコスメ容器に入れ替えておくと良いですね。そのほかにも、チークにもなるリップを使えば、持ち歩くメイクグッズを減らせます。

また、バスブックマークの条件検索で「女性コスメ付き」を選択すると、女性用コスメがもらえる夜行バスも検索可能です。少しでも荷物を減らしたい方は、ぜひ利用してみてくださいね。

まとめ

夜行バスを利用する際のメイク事情について紹介しました。夜行バスでの移動は長時間に渡ります。車内ではメイクを落として過ごし、目的地に着いたらターミナルや駅のトイレを使ってメイクをしている人が多いようです。

目的地に着いてすぐに行動したい人は、バスの車内やサービスエリアのトイレでメイクをしている人もいます。バスの車内でメイクするときは、周りの人の睡眠を妨げないように気をつけましょう。

すっぴんを見られたくない方は、24時間つけていても大丈夫なコスメを利用してみてください。肌のお悩みを隠せるだけでなく、スキンケア効果も高まりますので一石二鳥です。

ぜひ今回の記事を参考にして、ご自身に合ったメイク場所を見つけてください。